【Web拍手お礼部屋】
□添い寝・風間編
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感謝のキモチ☆
【添い寝・風間編】
「添い寝くらいで恥ずかしがられては、先が思いやられるな・・」
千景さんは、動揺する私に呆れ顔を見せた。
彼の整った顔が間近にあって、緊張しない方がおかしい。
「緊張だってします・・」
「ほう。それはつまり、俺を男としてかなり意識しているという事だな?」
図星を指されて慌てて目を逸らそうとしたが、その指で私の顎を掴むと、逃がすまいと鋭い視線を向けてくる。
「・・そうかもしれませんね・・」
羞恥心から、曖昧な返事になる。
「素直になったらどうだ、我が妻よ。お前が良いのであれば、すぐにでも契りを交わしても良いものを・・随分じらしてくれる」
「そ・・そんなこと・・!」
「この俺が待ってやっているのだ。・・その時は、満足させてくれるのだろうな?」
逃げようのないその問いに、私は喉の奥から声を絞り出す。
「・・はい・・っ」
自分の顔が、耳まで真っ赤になっているのを感じずにはいられなかった。