永久に・・・・・

□第一話 プロローグ
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?『今に見てろクソメガネ!』

ガタン!と化学班の扉を乱暴に閉じたのは、一人の美少女だった。

「あれ、利羅さんじゃないですか」

この美少女の名は、竜神利羅
整った顔に、大きな瞳、腰辺りまでの長い髪が
光を受けて輝いている。
もう冬も近いとゆうのにノースリーブに短パンと言う夏の装い。
団服であるコートのボタンは見事に全開で腰に一つのクロスが付いている。

『あ、ようアレ公、ウサ公』

片手をあげてあいさつする利羅、その手にはジャラジャラとたくさんの、腕輪が付いている

「その、アレ公って言うのやめません?」

『ヤダ』

「っていうか、先刻までおこられてたんじゃねーんさ?」

ラビが聞くと、あぁそうだった!と利羅は手を打った。

『マオ!早く出てきてっ!』

利羅が叫ぶと

『成功ッ☆』

不思議な履物をはいた、黒片みつあみの小柄な小女がどこからか現れた。
少女の名はマオ・リン
彼女もまた、コートのボタンなど止める気などないらしい
妙にサイズの合わない服の裾をはためかせてあたりをくるくると回る。
飾り気のない彼女の胸に1つ、勾玉がぶらさがっていた。

『うまく行った?』

『もちっ☆』

「・・・・・また何かしてきたんですか?」

『ウチが怒られてる間に』

『マオがコムイのコーヒーにからし入れてきた!』

マオが親指を立てると同時に科学室から“からぁぁぁぁぁっ!!”という悲鳴が。

『『ミッション達成☆』』

「お前らちょっとヒマすぎさ」

『それほどでもない』

「アンタそれでも17才なんですか?」

『15のガキがウチにたてつく気?』

利羅が赤色の瞳に危ない光を宿したとき

『そういえば今日さぁ、ナツちゃんとサヤカ帰ってくるよね』

「ナツちゃん・・・サヤカ・・・?」

アレンが首をかしげる

『ゴーレムで連絡してみるかぁ』

利羅がゴーレムで通信を始める
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