黒曜編

□27話
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骸「いきますよ」




トン



槍で床を叩く




ビキビキ





叩いた所から床が割れ 盛り上がった



ツ「床が!!」

バキバキバキ






ツ「うわあああっ!!」




バキッ ドカッ





ツ「ブ!!」



リボーンは ツナを殴った

ツ「いでー――っ」








ツ「あれ・・・・?地面が戻ってる・・・」




リ「お前が見たのは幻覚だぞ」



ツ「幻覚?」




骸「クフフフやりますね、見破るとは、さすがアルコバ レーノ。そう第一の道“地獄道”は永遠の悪夢により精神を破壊 するスキル」




ツ「こえぇ〜〜〜〜〜〜!!」



骸「クフフフ君達を観察させてもらい、あなた方の関係性 が見えてきましたよ・・・アルコバレーノはボンゴレのお 目付け役ってわけですね」





リ「ちげーぞ、俺はツナの家庭教師だ」




骸「クフフフなるほど、それはユニークですね・・・・」





リ「お前…ひとみをどこにやったんだ」




骸「さぁ?今頃…千種と犬と三人で…下にいるお友だちを…殺しているんじゃないですか?」





ツ「なんだって!?フゥ太みたいにしたのか!?」





フゥ太は、骸にツナのことについて情報を得る

ために人質として捕らわれていた




また、骸にマインドコントロールされていたた

め操られていたが、ツナがそのマインドコント

ロールを解くための言葉を、フゥ太に言い、マ

インドコントロールを解いたのだ










骸「そんなことは…していませんよ…。彼女に、そんなことをしなくても…ちょっとした事を…しただけで…言うことを聞いてくれますからね…」





リ「何をしたんだ」






骸「彼女の…過去を…ちょっとだけ…いじらせて…もらいましたよ」






リ「お前、最低だな…」





ツ「(どう言うこと!!)」





骸「クフフフ・・・まぁいいです、しかし先生は攻撃してこ ないのですか?僕は二人を相手にしてもいいんです よ?」





リ「掟だからだ」



骸「掟ときましたか、また実に正統なマフィアらしい答え ですね」





リ「それにお前は俺の生徒が倒すからな」






ツ「な・・・おい、リボーン!」







骸「ほうそれは美しい信頼関係だ・・・面白い、いいでしょ う」





ヴウ・・・ン






目が“三”に変わった




ボトボトッ



ツ「蛇だ!」

ツナの 周りに大量の蛇が現れた





ツ「ひいい!」



骸「正真正銘の毒蛇ですよ、なんなら噛まれてみますか」






ツ「そ・・・そんな!!」





骸「第三の道“畜生道”のスキルは、人を死に至らしめる生 物の召喚・・・さあ生徒の命の危機ですよ?」







ツ「ひいい!!助けて!!」




蛇がツナに襲い掛かる




リ「あんまり図にのんなよ骸、俺は超一流の家庭教師だ ぞ」




ギュルルル



キンッ





骸に何かが飛んできた




骸「!」





ツ「トンファー!?」





獄「十代目!伏せてください!」




ツ「え!?」




ドガガガガ





ツ「うわあ!!!」



ツナの周りに ダイナマイトが飛んできて蛇を吹き飛ばした






獄「おそくなりました」





雲雀に肩を貸されながら 獄寺がやってきた





ツ「獄寺くん!!ヒバリさん!!よかった・・・無事だった」





リ「わかったか骸、俺はツナだけを育ててるわけじゃねー んだぞ」






雲「借りは返したよ」




ポイ





獄「いでっ」




獄寺を落とす





ツ「す・・・捨てたー!!」






骸「これはこれは外野がゾロゾロと千種は何をしているん ですかねぇ・・・それと、ひとみは?」




獄「へへ・・・メガネヤローならアニマルヤローと下の階で 仲良くのびてるぜ!!!それと…ひとみは…気を失って…寝てる…」





骸「なるほど…つまり…ひとみの心を動かした…と言うことですね…」




ツ「すごいよ獄寺くん!!?良かったー、ひとみは無事なんだね!!」



獄「はい!!つーかあの・・・俺が倒したん じゃねーんスけど・・・」





フラフラしながら 雲雀は骸に近付く





雲「覚悟はいいかい?」







骸「これはこれは怖いですねぇ・・・・ですが今は邪魔をしな いで下さい、君は立っているのもやっとのはずだ」




雲「遺言はそれだけかい?」






骸「クフフフ仕方ない君から片付けましょう」





ヴウ・・・ン

目に“四”が現れる




骸「一瞬で終わりますよ」





ガギギギギギギ

キキキン



ツ「二人の攻撃が速すぎて見えない!?」









雲「君の一瞬っていつまで?」






バッ〃〃

二人は距離をとる






ツ「さすがヒバリさん!!」





リ「こいつらを侮るなよ骸、お前が思っているよりずっと 延び盛りだぞ」



骸「なるほどそのようですね・・・なら早くすませましょ う」





ブワッ…

桜が咲いた






ツ「まさかヒバリさんのサクラクラ病を利用して・・・!」



骸「クフフ」




バキッ

雲雀は骸の腹を殴った





ツ「!」







獄「へへ・・・甘かったな、シャマルからサクラクラ病の処 方箋を預かってきたのさ」






ツ「それじゃあ!!ヒバリさんはもう・・・・!」





ドカッ





雲雀は骸をぶっ飛ばした



どさっ



骸が倒れた




獄「おいしいとこ全部持ってきやがった」





ツ「あ・・・ああ・・・」



リ「ついにやったな」





ツ「お・・・終わったんだ・・・これで家に帰れるんだ!!」



どさっ



「!」

雲雀は倒れた




ツ「ヒバリさん!!大丈夫ですか!」




リ「こいつ途中から無意識で戦ってたぞ」




ツ「ヒバリさんすげー・・・」




リ「よほど負けたのがくやしかったんだね・・・ヒバリさ ん」




ツ「そうだ!早くみんなを病院に連れていかなきゃ!!」




リ「それなら心配ねーぞ、ボンゴレの優秀な医療チームが こっちに向かってる」





獄「よかったスね」



獄寺がフラフラしながら来る




ツ「獄寺くんムリしちゃダメだよ」




骸「その医療チームは不要ですよ」




「「!」」



骸「なぜなら生存者はいなくなるからです」



骸の手には拳銃



獄「てめー!!」




獄寺がツナを庇う




骸「クフフフ」




骸は銃口を自分の頭に向けた





「「!?」」




骸「Arrivederci〈また会いましょう〉」





ズガン
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