01/05の日記
20:59
うたぷり勘違い男主
---------------
ベタすぎる勘違い男主。(うたぷり)Aクラスの作曲家。自分の顔は下の中ぐらいに思ってるけど実はイケメン。プリンス組にやたら絡まれるんだけど持ち前のコミュ障で素っ気なくなってしまいますごめんなさい。*出会いのシーンを書き殴っただけ。
ベタなの好きデス。名前はセルフで入れて下さい\(^o^)/
ーーーーーー
皆さんこんにちは。
俺の名前は名字名前。
奇跡的に早乙女学園の試験に受かり…
しかも、なぜかAクラスに入る事になった、ごく普通の男子生徒である。
もちろん作曲家志望。
俺が合格したことによって、作曲家コースはアイドルコースと違い、顔面偏差値が低くてもOKだってことが証明されたね。
……と、現実逃避はこのくらいにして…
実際、教室に入ってみると、アイドルコースや作曲家とか関係なく、みんな顔が整っている。
…これはどういうことだろうか。
このクラスの顔面偏差値の平均の高さに震える俺。
なんなの?新手のイジメなの?
……さっきから周りの視線が突き刺さるのは、“なんでこんなブス野郎が早乙女学園に…”とか言うアレなの?
え、泣きそう。
これがただの被害妄想であることを願いつつ、俺はソッとあるところに目を向けた。
…教室の真ん中で楽しそうに話す美男美女たち。
あの5人は‥このクラスの中で、最も顔面偏差値の高いと思われる。
……くっ…リア充共め…
かく言う俺はもちろんボッチである。
コミュ障なめんな!
ただでさえ(顔面偏差値的な意味で)肩身の狭い思いしてるのに…
くっ…
いいさ!ボッチには慣れてるんだからな!!(自分で言ってて悲しくなってきた…)
一匹狼上等だz…
?「ねえ君!名前なんていうの?」
『……………』
ん?
ふと近くで声がして、顔を上げる。
音「あ、俺は一十木音也!よろしく!」
『………………。』
…………え、
俺は今素晴らしく間抜けな顔をしているに違いない。
なぜなら…
顔を上げたら、視界いっぱいにイケメン。
なにこれ俺への当て付けか。
…てかこのイケメン、ボッチの俺に気を遣って話し掛けてきたというのか。
…外面も内面もイケメンとかそれ勝てるわけねぇじゃん謝るから許して。
音「おーい、聞いてる?君の名前教えてってばー!」
『…………名字名前。』
おっと、いけねえ。俺のコミュ障が炸裂してしまったぜ!
フッ…少々、思考の海に浸りすぎたようだな……。
………うん、ごめん。謝るからそんな蔑むような目で見るのヤメテ!!謝るから!!
音「わぁ…名前も綺麗だね!!あっ、名前って呼んでいい?俺のことは音也でいいよ!」
『…お、おうふ…』
俺にはこの少年…いや、青年か。…の言うことがイマイチ理解出来なかった。
は?綺麗?ナニイッテンダー?
とりあえず…俺はこの青年を音也と呼ぶことを許されたようだ。
那「名前くんって言うんですね〜!僕は四ノ宮那月です。なっちゃんって呼んで下さいね!」
!?
俺と音也の間にイケメン2号が割り込んできた。
っていうか、え?
なっちゃん、…だと…?
やめろよ、いくらイケメンだからって何でも許されると思うなよ!
俺が男を(いや、女もか)“ちゃん付け”で呼ぶなんて気持ち悪いにもほどがあるだろ!!
もれなく周りがドン引きだよ!!
『…………那月。』
これだけは譲れない!
イケメンを軽々しく呼び捨てしちゃう俺。(ドヤァ
…そのドヤ顔が気に食わなかったのか何なのか、那月は俺を絞め殺しにかかってきた。
……えっ…ちょっ…
マジワロエナイ。
俺の何がいけなかったのだろう。…そうか、顔か。
やっぱり世の中顔なのか…と人生を諦めかけていたその時…天の助けが俺を救った。
?「四ノ宮、名字が苦しそうにしているぞ。放してやれ。」
那「?…あっ!ごめんなさい名前くん!……名前くんの不敵な笑顔が可愛くてつい…、…痛かったですか?」
『…………大丈夫だ。』
べ、べつに強がりなんかじゃないんだからなっ!
…嘘です。命持ってかれるかと思いました。
俺は助けてくれた青髪の青年に顔を向ける。
『…………。』
お、おうふ…
よく見たら、この青髪さん…
めちゃくちゃ美人じゃねぇか!!
…遠くから見たらイケメンで、近くで見たら美人…だと…?
思わずジッと青髪さんの顔を凝視していると、青髪さんは目を泳がせながら名乗った。
聖「…ひ、聖川真斗だ。……好きに呼んでくれて構わない。」
『…名字名前。那月を止めてくれたこと、感謝する……真斗。』
なーんて…ププッ
俺何様ww
調子こきすぎサーセンww
聖「!!…あ、あぁ…。」
友「ふーん…アンタ噂のイケメンくんね!あたしは渋谷友千香!よろしくっ!」
『………。』
友「え、ちょっと、無視!?;ねえっ!アンタに言ってるんだけど!」
『………!?』
え……お、俺……!?
だって今……俺とは全く縁の無い単語(イケメン)が聞こえた気がしたんだが……
戸惑いつつ声の方へ振り向くと…
『(今度は美人な女子……だと!?)』
何もう次から次へと俺への当て付けに来やがって…ったく…
とりあえず渋谷さん、まずは友達からよろしくお願いします。
『………。』
…な、なーんてな!
ただでさえコミュ障な俺がこんな美女にそんなこと言えると思ったかバーカバーカ!
…………うん。
とりあえず落ち着け俺。
いくら女子と片手で数えられる程しか会話したこと無いからってテンパりすぎだろああ、汗が止まらねえ。
友「おーい…聞こえてる?……、ダメだこりゃ…」
春「あ、あの……もしかして…具合でも悪いんじゃ…」
『っ、』
そう言っておずおずと俺の顔を覗き込んで来たのは、小動物系の可愛らしい女子だった。
なにこの子クソ可愛い結婚したい。
ごめんウソウソ!セクハラとかじゃないから!いや、この子が可愛いのは本当!
しかし、お願いもう止めて!;コミュ障の俺には、イケメン3人に可愛い女子2人を相手にするなんてキャパオーバーもいいとこだよ!
『(お願い先生早く来てお願い…!)』
春「あ、あの、えっと…私は七海春歌です…。もし体調が優れないなら、無理しないで下さいね。」
『…、』
な、なるほど、確かに今の俺は体調が優れない!イケメンと美女に囲まれてこう…情緒不安定だ!うん!
そうだね、優れないなら無理してここに居る必要もないよね、七海さんの言う通りだ!
……さあ、医務室へ行こう!
ガタンッ
ガチャッ!
林「は〜い!みんな!おはやっぷ〜☆ホームルーム始めるから席についてねっ!」
『!?』
なんと、医務室へ行こうと席を立った瞬間に先生が教室へ入って来た。
なんてタイミングだよ先生エエエエ!!;
でも、先生が入って来たことによって、俺を取り囲んでいた美男美女軍団は各々の席に戻って行った。
『…はあ…』
なんかスゲエ疲れたんだけど…。
……俺、本当にここでやっていけるのか…?
_
☆コメント☆
[ゆん] 06-09 21:24 削除
是非とも連載のお慈悲を!
[優南] 07-14 23:43 削除
続きがみたいです!
[まりー] 01-10 16:55 削除
続きが見たいでっす☆勘違い小説面白いし、好きなのでお願いしまっす♪
□ コメントを書く
□ 日記を書き直す
□ この日記を削除
[戻る]