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□Chapter ２
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丘の上で、お姉さんの隣に座っていたアリスは何もすることがなくて退屈していました。
そのとき突然、ピンクの目をした白いウサギが、アリスの方へ走ってきました。
ウサギがチョッキのポケットから懐中時計を取り出し、時間を確認して、慌てているのを見てアリスは思わず立ち上がりました。
そんな不思議なものを今まで一度も見たことがなかったのを急に思い出したのです。
アリスはウサギを追って野原を横切り、そして、ウサギが生け垣の向こうの大きなウサギの穴に飛び込むのを目にしました。
次の瞬間、アリスもウサギに続いて穴に飛び込み――――