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□Chapter 7
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白ウサギはとロレットの前に現れるとロレットの姿を見て唖然とした

体の震えが止まらなくなり体の中を電気が走ったような衝撃が流れた




「ロレット…?――ロレット…ッ!!ロレットッッッ!!」




白ウサギはロレットを抱き起こし悲鳴に近い声でロレットの名前を呼んだ
ロレットの腕と肩からは止めどなく血が流れている




「ロレット目あけて…?お願い…ロレット」




ロレットの頬に水滴が何滴か落ちた すると白ウサギはロレットを横抱きして立ち上がると白ウサギは今までにない恐ろしい表情を浮かべた




「絶対に許さない… アリス」




白ウサギはその場から消えた
そしてそこに残るのはロレットの血だけだった
すると影から誰かがやってきてその血痕をみてため息をついた




「帽子屋さんはむやみやたらに人を撃たないんだけどなぁ…

そうとうロレットがきらいなんだね。」




ぴょこっと耳を動かしてチェシャ猫は空を見上げた
雨は小雨になりつつあり雲がない所がいくつか見当たった




「ロレットもやっかいな人に嫌われたね」




チェシャ猫はそれだけゆうと歩いて立ち去った
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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