ジョジョnovel

□ジョセフ誕生記念novel〜主役はオレ〜
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「はいちゅうもーーーく!!!」



「今日は何の日ですかッ?」










「……じじぃの誕生日」



「せいかァーーい!!!」




「………」





「ねぇ、ちょっとテンション低すぎとちがう?今日は皆のジョセフちゃんの誕生日だって言ってんじゃん」








「はあ、それはいいんスけど、何で俺が呼ばれたんだっていう」




「なんでって、そりゃあ俺の息子だから?」









「いやでも、あんたっつったらシーザーさんとかいるじゃないスか」



「それがさぁ、シーザーちゃんに来てって言ったんだけど『時間ないし、俺が出ると話が長くなるから行けねぇらしい、悪ぃな』だってさ」






「まったく、作者の力量と計画性が欠けてるせいでシーザーに祝ってもらえねぇとか激おこだよ、俺は」








「で、オレってわけですか」





「そ!」






「はぁ…」






「なんでため息!?パパにそれはないんでねー?」




「それっすよ!」








「?」




「そのパパってのが実感湧かねぇっていうか、ただでさえ育ててもらってねぇのに、俺が知ってるジジィよりめちゃ若いし…」





「あぁ〜、でも似てるじゃん、俺に目とかそっくりよ?」



「似てねぇよ!!」







「それに…」




「何?まだなんか気に入らないことあんの?」










「それに、承太郎さんだってまだ出てないのに俺が出てきちゃって申し訳ないっす」











「やばい、俺の息子超優しい、超かわいい」








「…………とにかく、このままじゃ気が済まないんでちょっと電話してみるっス」





「え?まさかあのこに?」









とぅるるるるるるr





『……はい』



「あ、承太郎さんですか?オレっス、仗助です」




『あぁ…、なにか用か』



「いやそれがぁ、何か今日ジジィの誕生日で何故か俺が召喚されちまったんですけど、承太郎さんより先に出ちゃって申し訳ないんで、今から来てくださいっす」








「どう?来てくれるってっ?」











『いやだぜ』




「………」









「ねぇ、どうだって?」




「はい、自分で言ってください」






「承太郎、おじいちゃんの誕生b『いやだぜ』」




「………」















「……承太郎さん、ジジィすみっこで泣いてるっス…」




『ちっ、めんどくせぇ』





「それに承太郎さん、こういうのには参加しておいた方がいいっスよ?今承太郎さん作者のお気に入りだから次の長編狙えるかもしれないっス」




『よし、行くぜ』










「ジジィ〜!承太郎さん来てくれるみたいですよ〜!!」





「まじかァ!」







「じゃあ、待ってるんで」




『一呼吸するうちだぜ』















〜承太郎到着〜






「やっぱ孫やさしいィ〜!!まじ俺感動☆」




「次の長編は貰ったぜ」




「え?長編?なんのこと?」







「っ……、まぁいいじゃないですか、そんなことは」





「まぁいいや。そんでさぁ、アレとかあんの?」







「あれ?」




「ほらァ、あれだよ。誕生日には付き物のアレ」







「まさか…、プレゼントっスか?」




「いえーーっす♪」








「……(やべぇ〜、何も用意してねぇよォ…。でもすげぇ期待の目で見てるし、どうしよう承太郎さん…)」





「!?(承太郎さんが笑って頷いた!?さすがっス!何か用意してあるんスね!!)」








「ほらよ」




「やったぁー!なになに〜?」













ぴちゃ  ぴちゃ



うねうねうね




「………」



「………」








「おい、どうした。早く受け取れ」








「嘘だろ承太郎」





「遠慮しなくてもいいぜ、俺のはちゃんとあるからよ」






「………。(承太郎さァーーーんッ!!((涙))超どや顔だけど、それ貰って嬉しいのあんただけだよ!ってかヒトデどこに隠しもってた!?)」






「あ、あの…、何で水が滴ってるんスか?」




「さっき取ってきた」






「そうっスか…」










「ほら…ジジィ、誕生日プレゼントっスよ」






「…うん(*;∴゚_ゝ゚)」














「おい仗助」




「はっ、はい!」





「これで次の話は俺か?」





「どう…っスかね〜…」









「ねぇ!さっきから次の話とかなんとかって何の事?」







「いや、承太郎さん次の長編に出たいらしいっス」








「は?何言ってんの、次はこのジョセフとシーザーちゃんの激切ない話だって」





「ふん、甘めぇな。次はこの空条承太郎と花京院のウルトラ切ない話だぜ」




「違うねー!!だって言ってたもん!はやくジョセシの泣ける話書きたいって言ってたもん!」





「今のお気に入りは俺だぜ」





「キィーー!!ちょっとイケメンだからって調子に乗んなよぉ〜!!」









「ふん、じじぃはお呼びじゃあねぇぜ」








「くぅ〜!!バーカバーカ!!あほ!イケメン!オラ!」












「ねぇ、俺そろそろ帰りてぇんスけど…」




「俺も帰るぜ、花京院に話決まったって報告しねぇと」









「えぇえぇぇ、しかも決まってねぇし!」












「じゃあ帰るっスね〜!ばいばいジジィ!」



「またな」








「全然祝われた気がしねぇんだけど…」









「あ、そうだ」







「「誕生日おめでとう、ジジィ!」」







「………」




「……サンキュー!!」















「あ、あと、シーザーさん来るって連絡きてる」






「まじかぁぁあ!さすが嫁!」








「んじゃ、次の話は『杜王町冒険記』ってことで」



「いや、『俺とヒトデとそれからヒトデ』だぜ」












「ばーか!次は『ジョセフ・ジョースター〜賢者の石(赤石)〜』だっつーの!しかもこれシリーズものだから!」




「ってもういねーし」






「…ま、なんだかんだ言っても来てくれて嬉しかったぜ。サンキュー、承太郎、仗助!」






               end




Happy Birthday Joseph!!






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