妖怪ウォッチ

□1*どうしてこうなった。
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それは何時も通りのある晴れの日のことだった。




「でさぁ、クマもカンチもやっぱり俺のこと普通って言うんだよ!」

「まぁケータくん普通ですしね」

「ウィスパーまでーー……」


俺ケータ。さっきまで学校にいて、今はウィスパーと一緒に下校中。

今日は晴天。雲ひとつない。


「もう良いよ;それが俺なんだよ!」

「開き直りましたね。でもそれがケータくんの良いところなのかもしれませんよ」

「普通が?」

「ええ!」

きっぱり言うなぁ。
ウィスパーはえへんと威張り、空を飛びまわっていた。

ま、いいか。


普通が良いところってどんなだよって感じだけど。
普通で良いのかもしれない。

ウィスパーたち妖怪と一緒に居られる俺はきっと凄く特別なんじゃないかって思うから。

うん、今日はなんだか良いことがありそうだ。

良いことが・・・。












「たっだいまぁ!!」

家に着いた俺は直ぐに二階へ。

今日はクマとカンチとサッカーの約束してるんだ!

「ケータくん!早いですよー…」

ウィスパーが後ろでヘバってる。

だらしないなぁ、階段だけだよ?

ん?

「ウィスパー飛べるのになんで…」

振り向いたらウィスパーは何処にも居なかった。

「ウィスパー!?」


「ケータくん!!」


何故か俺の部屋の中からウィスパーの声がした。
い、いつの間に部屋の中に?

ガチャッ)

「ちょっとウィスパー、いつの間に…」

そう言いながら部屋に入るとそこにはウィスパーと……………







「…………誰?」
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