黒魔女さん
□◇ホントノキモチ
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「あーあ…ギュービッドどこ行ったのよ…」
私訳あって黒魔女修業をしてるチョコ。
ギュービッドがどこかに行っちゃって…まぁその方が私としては嬉しいんだけどね!
「修業しなくてすむ〜」
さて、ゆっくりまったりマンガでも…。
《コンコン》
ん?今何か物音がしたような…。気のせいか。
私がもう一度本を読もうとしたその時…
《ドタドタドタ》
な、何よこの音!まさかこんな昼間からホラー現象?ラップ音?
まさか死霊?
《ドタドタドタドタドタドタ》
ぎゃあああ!!だっ誰か〜!!
《キィ・・》
そんなことを考えてたらドアがそおっと開いて誰かが覗き込んで居るのが見えた。
わあっ!!
あ。まさかギュービッド・・。
きっとそうだよ。また何時もみたいにからかって楽しんでるんだよ。
でも黒革コートは着てないみたい。
じゃあメグ?
よく勝手に忍び込んでくるし・・
私は声をかけてみた。
「ちょっとメグ…」
「わぁっ!だねぇ」