黒魔女さん
□嫉妬というのが愛ならば
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黒鳥さんにはお仕置きをしてあげるね。
愛という甘いお仕置きをね・・・。
大丈夫、痛くないよ。ただ愛し合うだけさ。
君を血の滲むこの世界で縛りつけて僕しか見えなくしてあげる。
そしたら幸せになれるから。
それが偽りだとしても僕には構わない。君と居られるなら、どんなことだってするさ。
「大形くん……?」
ほら、そんな怯えた目で見つめないで。
大丈夫、痛くないよ。
痛みを感じたら僕の愛だと言って誤魔化して。
ほら、もうすぐ時間だから。
愛と言う名の漆黒のパーティーの始まりだよ・・・。
きっと君はもう逃げられない。
愛と言う名の痛みを身体中に縛り付けて。
さぁ、今日も愛し合おうか。