俺が欲しいんだろう?
□鍵を忘れたマサキくん
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「…………」
………鍵忘れた
何してんの俺
馬鹿だろ…
せっかく今日早く学校終わって
歩いてきたっていうのに
足痛いし肩痛いし
身体中痛いし
頑張ったのに
何で帰ってきた俺
最初からこうなるって分かってたら
帰ってなんてこなかったのに………
学校で宿題やって
ヒロトさん(車の迎え)待ってた方が良かった
無駄な時間..
暇だー……
暇だ暇だ暇だ暇だ暇だ暇だ暇d(((
霧野先輩ー……
今日学校に残って霧野先輩をずっと見ていれば良かった←
……。
ふと空を見上げると
俺の今の心とは真逆な綺麗な..霧野先輩…じゃなくて青い空
美味しそうな霧野s…白い雲
俺はそれをずっと見ていた
ずっと見てると雲が少しずつ流れていくのが分かる
嗚呼…俺は生きてるんだ
なんか急にどうした自分!?←
なんて独りツッコミながら
時が流れるのを静かに待つ...
でもやっぱり暇だ←
何か考えていないと暇過ぎて仕方無い
よし!なんでもいいから何か考えるか←
………静かにしていると色々な音、鳴き声が聞こえてくる
車、誰かの走る音
鳥の鳴き声..
霧野霧野の走る音…霧野先輩の声……
…霧野先輩邪魔しないで!←
俺どれだけ霧野先輩の事考えたいんだよ…//
ってか…何これ詩!?;
国語の教科書に載ってる文章か何かですか←
勘弁してくれよ…;;
『チュンチュン..』
…今鳥がすっごく羨ましい
飛べたらな……
あの白い雲の上まで
まぁ飛べたって今何がどうこうなるわけじゃねぇけど
なんていうか…気晴らし?
……暇潰し?
とにかくなんかもう暇っていうのから抜け出したい
なんか寒くなってきたし…寒ッ!Σ
何だこれめちゃくちゃ寒いなんか寒くなってきたレベルじゃねぇ
その時..
「何やってんだマサキ」
「…霧野先輩」
そこに居たのはピンクツインの霧野先輩。
何でこういう時に現れるかな
「どうしたんだよすっげぇ寒そうだけど」
「寒いですよ。鍵忘れたんですこんな馬鹿な俺笑ってください」←
「ははは」
「最低ですね霧野先輩…」
「じょ,冗談だって;ほら、これ貸してやるから!」
そういって霧野先輩は自分の着けていたマフラーを俺に渡した。
「霧野先輩めっちゃ寒そうですけど」
「大丈夫だって!!」
なんだよもう
なんでこんなに優しいんだよ…こんな俺に優しくするんだよ
もっと好きになっちゃうじゃん
「襲いますよ??」
「はっ!?;何言ってんのお前」
「冗談ですよw」
ー…嘘です。
本当は冗談なんかじゃないし。
襲いたいし。
心臓爆発しそうだし
「霧野先輩の馬鹿…//」ボソッ)
「ん?何か言ったか?」
「何も」
今は秘密
でもいつか必ず霧野先輩を俺のモノにしますから…
覚悟シテテクダサイネ?
〔…俺を助けてくれるのは何時も君
俺が何時も思うのは君の事〕
―――――――――――最後意味不だ……