俺が欲しいんだろう?

□約束したじゃないですか
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「はやみっオレたちずーっといっしょだよなっ!!」

「あたりまえじゃないですか!いっしょういっしょですよっ!」

「やくそくだからなっ!」

「はいっ!」

…ちゅっ)














…約束したじゃないですか



それなのに…






浜野くん君は












どれだけ俺を苦しめれば気がすむんですか?

















「おっす!速水!!」



今日もそう
浜野くんは何時もとかわらない


きっとあの時の約束なんて忘れちゃったんですよね



「…おはよう……ごさまいます…」



「なんだよー元気ないじゃん もっとテンションあげてこーぜっ」


無理ですよ
テンションあげるなんて…


俺には浜野くんしか居ないんです

でも浜野くんはそうじゃない

「…浜野く「おっす浜野!」……。」


俺の言葉を遮って倉間くんが浜野くんに言った。


「おっす!倉間!今日も元気だなっ!」

「当たり前だっつのw俺は何時も元気だしw
おっ 速水!おっす!」

「…おはようございます…」

「なんだよ元気ないじゃん」

浜野くんも倉間くんも同じこと言ってますよ…

まぁ今の俺見たら誰もが同じこと言いますよね……

「そうなんだよーコイツ超元気無くてさ

ちゅーか速水本当にどした?」

浜野くんは俺の顔を覗き込んだ

「…っ//」

浜野くん顔近いです…//

なんて思っていると
倉間くんが
「ちょっ…速水顔赤くね?大丈夫かよ…;保健室行けば?
浜野連れて行ってやれよ」

って言った。














…え!?



「そ、そうだな!;

速水大丈夫かっ?保健室行くぞっ」


…えっえっ//!?
「えっ//浜野くんが連れて行ってくれるんですか!?///」


「おう!ちゅーか当たり前だろ!
一人で行かせるわけ行かないし!!

立てるか速水?」

スッ)
ぅわぁあああああ!!
浜野くんの手がぁああ!/////////////

「はっ…はぃい…///」((フラフラ

「おいっ!!;速水無理すんな!」

倉間くん〜そんなこと言われても無理ですよ〜///


「倉間っ!;お前も一緒に保健室に速水を…」

「あー俺無理だわ!今日日直だから」

そう言うと倉間くんは教室を出ていった


…あれ?
日直なんて朝仕事何もなかったような…


なんて

思っている暇はなく←

「速水っ行くぞ!」

ぎゅううう)

手がぁあa£ア@!///////////

















―――
―――――

「あっれ…先生いねーし…とりあえず横になっとけよ速水!」


「あ…は//…は…はい〜………//////」



ぁあ…こんなことで顔が熱くなるなんて俺もまだまだです…///


なんて//

「はぁ……//;」


「速水!熱はかってみろよ!!」

「はいー///」



俺は浜野くんから体温計を受け取って
口に入れた







「速水〜今日はお前部活無理だなぁ;」

「えっ…」

「あはは」と笑う浜野くん…俺の心は傷付いてます……









ピピピピピッ


と体温計が鳴った


「!?」


「見せてみろっ…て…37.5℃!やっぱ熱あんじゃん!;」

うえっ!?;

ほ、本当に熱が出てしまいました〜//

俺は浜野くんのせいで熱を…//









「じゃあ俺は行くわ!」


「えっ!?」
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