俺が欲しいんだろう?

□大好きなんだよV4
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「ハンターズネット!!」

「うわっ 止められたっ!さっすがマサキ!」



…俺,狩屋 マサキはただいま部活動の真っ最中。

因みに今俺に言ったのは松風 天馬。
俺のだいっじな友達。

「でも狩屋ならまだまだいけるな!今のお前はまだ低級だなw」

うざっっっ!!

今のは剣城 京介。
こっちもまたまた俺の大事な大事な友達。

「剣城くんなんでそんなに上から目線なの」

「さぁw」

うぜぇ!
このツンツンブルーベリーめ!!

なんて内心つっこんでいると
「休憩にしましょう!」
って音無先生が言ったから皆ぞろぞろ休憩に入った。

「…はぁ。」

俺はマネージャーが用意したスポーツドリンクを飲みながら今までの事を振り返ってみた。

…っていうか説明してやろう←

まずあの嘘事件の次の日、部活に俺は行ったんだよ。それからずーっと部活三昧。
めちゃくちゃ頑張ってんじゃん俺。

アイツとは…一回も話してない。だって近付いてさえこないから。まぁ俺が避けてるってのもあるけど。
きっと男同士なのに自分の事が好きな俺が気持ち悪いんだろうけど?
でももう別にいいし。目が会うことさえなくなった。
そのお陰で俺は今部活出来てる訳だけど。

だからあんな気持ち悪さとかイライラとか出てこなくなった。




俺の中ではもう無くなった事になってんだよ。

あの時の記憶も感情も消した…みたいな事になってるわけ。















「練習始めますよっ!」
って天馬が叫ぶと
皆次々に立ち上がって位置につく。

「…俺も行かなきゃな。」
って呟いて、俺も位置についた。











ずっとこんな感じだったから。

無くなった事になってたのに。


だからこの時俺は























あんなことになるなんて一ミリも思って無かったんだー…………
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