ポケモンDP(+プラチナ)+スマブラX+拍手小説制作

□ほわいとチョコレート
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「ゼルダ姫、本当に可愛いですね//」

ニコニコしながら俺が言うとゼルダ姫は
「リンクのがカッコいいですよ//」

なんて微笑みながら言う。もう可愛い、可愛い過ぎます。

「何言ってるんですか、ゼルダ姫のが可愛いですよ」
「そんなことないですよ、リンクの方が…」
「いえ、ゼルダ姫が」
「いえいえ、リンクが」
「ゼルダ姫」
「リンクが」
「ゼルダ」
「リンク」
「ゼルダ」
「リンク」
「ゼルダ」
「リンク」




―――こんな俺達は世で言うバカップルらしい。目の前に居る狐、フォックスさんは言う。

「本当によくやるな、って思う程だよ。バカップル過ぎてついていけないぜ」

はぁ、と溜め息を吐かれた。
そんなこと言われても困る。だってそれが俺達の普通というものだから。

「バカップル、ですか……。周りからはそう見えてるんですね」
「無自覚かよ!」

フォックスさんにツッコまれる。

「で?昨日はチョコ貰ったのか?」

「はい。美味しかったですよ。流石ゼルダ姫………//」

自分の世界に浸るなよ、なんてフォックスさんはまた俺にツッコむ。

だけど俺の脳裏には、昨日チョコレートを渡して来たゼルダ姫の姿。
チョコレートはホワイトチョコレートで、凄く甘くて…まるで俺達みたいな感じだった。

「………ゼルダ姫…///」

昨日のことを思い出す俺の隣には溜め息を吐くも微笑を浮かべるフォックスさんが居た。



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