スマブラX
□レッドさん。
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僕はリュカ。今日はレッドさんと一緒に遊ぶ約束してるんだ!
レッドさんと僕は…そのいわゆる恋人同士というものでよく二人でレッドさんの部屋で日向ぼっこなんかして遊ん?でる。
ネスやトゥーンたちに遊ぼうと誘われたけどレッドさんと…って言っただけで何かを察したように断られた。普通僕が断る方だよね……。
と、とにかく!レッドさんの部屋に着いた僕はノックを…
ガチャ)
!???
…しようとした時いきなりドアが開いた。
「………誰?」
「え、えっと、あの」
あ、貴方こそ誰ですかっ!?
いきなり部屋から出てきたのは赤い帽子を被った黒髪の男の子だった。
「こ、ここレッドさんの部屋じゃ」
「俺レッドだけど」
「え!?」
れれれレッドさん!?あれ!?ちが、あれ!???
「ちょっとレッド。ここお前の部屋じゃないだろ」
目の前の自称レッドさん←
の後ろから僕の愛しい愛しいレッドさんが出てきた。
「レッドさん!!!!」
「ごめんねリュカ。コイツ馬鹿で」
「…馬鹿って何だ馬鹿って。」
もう一人?のレッドさんは不機嫌そうにしてる。
「え、えっと……この人は?」
「コイツはレッド」
「………?」
「あ、じゃあ今から説明するね!」
レッドさんはとりあえず入って、と僕を部屋に入れてくれた。
レッドさんが言うに、この黒髪レッドさんは初代レッドさんらしく、僕の恋人レッドさんはリメイクレッドさんらしい。
今日は遊びに来たとかなんとか。もう頭ごちゃごちゃになりそうな話だけどレッドさんの為なら頑張るよ!
「初代レッドさんだったんだ…。よ、よろしくお願いします!」
「………ん」
初代レッドさんはそれだけ言って頷いた。
「レッド無口だからあんまり喋らないんだよね」
「そうなんだ…」
「で、今日は何で遊びに来たの?」
「……バトルしようと思ったんだよ」
「明日ね」
「お前と早く戦いたいんだけど」
「認めてくれてるんだね、ありがとう」
「……うるさい」
二人で話すレッドさんと初代レッドさん。なんだか仲良さそうだなぁ……。
暫く二人の会話をじっと聞いていた。
「…早く」
「ちょっと空気読んでよ。」
レッドさんはそう言うと僕の腕を引っ張って抱き締めてきた。
「!?レッドさん//」
「俺たち今から二人っきりで遊ぶから。ね、リュカ?」
「///う、うん」
「………………」
初代レッドさんは……あ、あれ、固まってる!??