腐ったって良いじゃないか!!

□さぁ、始めよう
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ちわー。
今はお弁当なうです


さっき、簡単な動画を見せに行ったら、「それもう幸村くんに見せてもらったぜぃ」と丸井君と仁王君に言われました。

勇気振り絞って、聞いてみたのに!!
幸村のばかやろう!!
周りの女子が恐いんだよ!!
そしてお昼なうなんだ♪

「なつのご飯旨そうだ」

「食べたいか?」

「別に、」

ツンデレか!!ツンデレなのか!?

ツンデレラこと親友のテニス部大好き少女、「瀬女愛結」ですね。

「なつー。今日テニス部見にこーよ。」

「え、やだ。」

「けちるなよー。」

「なにがだよー」


_______ガラッ


「千石なついる?」

Why?

「あ、あそこですっ!!」

ちょ、指を指すな、指を。
「ありがとう(ニコッ」

「///////はいっ!」


わーお。
ドアの前で聞かれてた子
絶対騙されてるって…

「何が騙されてるの?」

「そりゃ幸村の……って、え?」

「俺がなに?続けてよ。」
「な、何でもないッス…」

おぅ。
愛結だと思ってたぜ。
恐るべし幸村。

「でさ、ちょっと来てほしいんだけど。」

「え?ふとぅーに無理。」
「え"?」

「だから、ム・リ!」

幸村のブラックへの免疫はついているのだ!!
何年隣に住んでいると思ってんだ!!


「瀬女さん、千石なつ借りてもいいかな?」

「も、もちろんです!あんなのなら、いくらでも!」
「ありがとう。」

「い、いえ!」

「苦労かける。」


ちょっと!ちょっとちょっと!!

幸村め、愛結が幸村の事のファンだと知りながらも!

決め台詞までサービスしやがって!

「なつ!」

「ん?」

「グッジョブ!」

うん。
なんか無性に殴りたい。
なんでだろう。

「それじゃぁ、借りていくね。」

「はーい。」

あ、もう無理だわ。
捕獲されるしかないのか。
「仁王と丸井も来るんだよ。なにやってんの?」

「「い、いぇっサー!」」
あ、他にも被害者いたわ。



捕獲されました。

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