(43)に騙された。

□こんにちは太郎。
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「つ、ついたぁぁ!」

「じゃあ太郎によろしくね。」

「らじゃー」

「じゃあ、よろしくねー」
「うん。」

車で太郎の別荘まで送ってもらった。

「太郎ちゃんおはよー。」

「あぁ。」

「太郎ちゃんお腹空いた。」

「好きなものを食べると良い。」

「ありがと〜」


なんだろな。
太郎ちゃんがぎこちない…
「まだ朝早いだろう。私の部屋で休めば良いだろう。」

「うん。でも私の部屋でいいよ。」

「今、掃除中だからな。」
「わかったー。じゃぁ太郎ちゃんの部屋で寝てくる。」

「あぁ。」


スタスタスタ。

階段をかけ上って、太郎ちゃんの部屋まで行く。


「うわ。臭っっ」

太郎ちゃんは香水がキツイ。

だからこの前、香水あげたのに…

前の匂いに戻ってるし。
しかも薔薇の匂いも混ざって…

確か前に、電話で…

『おっ!芽炉か。実はな、生徒の1人がな常に薔薇の匂いがしていてだなそれが良い匂いで私も付けてみることにしたんだ!!
それでは。またかける。』
と一方的にマシンガントークをされ一方的に切られた。

そんなことを思いだしながら眠りについた。



あぁ。太郎ちゃんの家は快適だ。




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