(43)に騙された。

□ただの暇人ですが?
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ご飯は適当につくったのに皆、美味しいって言うのを柱の影からみていて、味覚大丈夫か?と本気で思った。

昼はおにぎりとかで良いかなとおもってる←


てか太郎はどこいった。

「あ、手紙、」

置き手紙というやつか…


なになに、

「出張行くので家は任せます、いきなりごめんな、



太郎(ハート)」


なぬ!?

ふざけんなやー

ハートマークもキモいしー

「まだ、なんかあるし」

お詫び。

とだけ書いてある紙の下には、

「ひゃっほー!!最新ゲームktkr」


早速やろう!!

太郎?
太郎ならもう許してやるよ

「やばいお。たのしいお。」

まぢこれたのしい♪


「楽しそうじゃな。」

「もちろんさ☆」

「俺もやってもええか?」
「もちろんさ☆」


相手してくれるなんて、めっさ良い人やん、

相手?

え、相手?


ギギギと音が聞こえそうな位なぎこちなさで首を回す、

「やっと気づいたかのぉ」
「に、仁王きゅん……くん。」


か、噛んだ。
恥ずかしい…

「ククッ、俺の名前知っとんのか。」

「友達が仁王くんにフラれて泣いてたんで、」

「ほぅ、悪いイメージかのぅ?」

「まぁ、そうなる」


話中もゲームの手は休めない、

少々の沈黙の後
仁王くんは爆弾発言を放ちました。

「で、誰目当てなんじゃ?」

「はっ?」

もー、びっくりしちゃってコントローラー落としちゃったじゃないか。

「図星か?」

「断じて違う。」

「榊にでも無理矢理頼み込んで、俺らに興味ないと思わせて取り入ろうとする魂胆じゃろ」

「意味分かんないし...」
「まぁ本当に興味無いみたいじゃし信じてやらないこともない。」

「………うざっ」

「聞こえとる!聞こえとるし!」

え、なにこいつ

目の前で頬を膨らましながら拗ねるこの可愛い生き物は何ですか?

「う、うざくない、よ?」
「ほ、本当か?」

「うん。」

「じゃぁ、まーくんって呼んd「却下。」

「じゃ、じゃあ芽炉ちゃんって呼ぶなり!」

「えー」

「いやなんか?」


やめて、そんなウルウル目で見ないで

「嫌じゃないよ、雅治くん?」

「あ、ありがとうなり!」
「部活は?」

「がんばってくるなり!」
「うん応援しとくよ」

「俺がんばりゅ!」

……噛んだ。
でもかわいい〜。

「私もがんばろ。」



友達増えたわww




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