(43)に騙された。

□初めてのコンビニ。
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早くコンビニ行かないと皆が食べ終わってしまう、急がなければ、そう思い急いで柱の影からでて扉へ走ろうとした瞬間、腕を捕まれました、はい。

「どこ行くんだ」

「ちょっくらコンビニに」
「ディナーはどうするんだ」

只の夕食でもディナーって言っちゃう所がべさんらしいです、うん。

「べさん素敵です」

「当たり前だろ」

当たり前って所はスルーの方向で、

「とりあえず私はコンビニでアイスとか買ってくるよ」

「あーん?俺様もそのコンビニとやらに行ってやろうじゃねーか」

何故か勝ち誇ったような顔をする、べさん。

「結構です」

だってべさん"庶民はこんな所に行ってやがるのか"とか言いそう、てか絶対言う。そしたら恥ずかしいのは私ですからね?

「だから、「景吾ぉどこいくのぉ」」

誰だよ被せて来た奴、

「名前で呼ぶな、馴れ馴れしい」

「えー?萌々と景吾の仲じゃんっ!そこのブスだぁれ?」


やっと触れてくれたと思ったらブス呼ばわりですかww

「芽炉行くぞ」

「あっ!景吾待ってよぉ!!」

「邪魔だ雌猫」

「あ、丸眼鏡の人があなたの事呼んでましたよ」

「きゃっ!本当に!?じゃあ行くね景吾っ」


語尾にハートが付く勢いでべさんの名前を呼び去っていった

「悪かったな、」

「べさんにも申し訳ないっていう気持ち存在したんですね」

「あるに決まってんだろ、早く行くぞ」

「え、せめて常識人か一般家庭で育った人連れてきてよ」

「しょうがねぇ、探してくるから待ってろよ」


あの女の子に絡まれてるべさんに同情した為100歩譲って連れていってあげることにしました。

ていうかあんな子いたっけ?うーん思い出せない、

でも可愛いのにもったいない、





「連れてきたぜ!」

「え、樺地くんは?樺地くん期待してたのに」

樺地くんは優しいね、指パッチン講座で仲良くさせてもらってたんです

「あーん?連れてきてやったんだからいいだろ」

「朝ぶりっすわ」

「光くんなら許す。べさんグッジョブ!」

「まーくんもいるナリ!」
「べさん神か?神なのか私の天使ばっか呼んできやがって」

「俺は俺だ!(ぱちんっ」
音が可愛らしかったよ、そしてドヤ顔ね


「これで全員ですかね?」
「丸井もいたはずだ」

「ぶはぁ!やべぇ跡部の"ぱちんっ"とか((笑」


相変わらず笑いの沸点低いよね赤髪さん


「じゃあ行きましょうか」
やっとコンビニ行ける、時間ないから急いでたのに

「あ、急ぐんで走ります」
「しゃーないな」

「え、ちょ速くねぇぇ!?」
「が、頑張るなり」


ちょっと走りましたらすぐ着きました、


「あ、ここです」


「うわ普通」

うっせ、

「じゃあ買うもの買ってかえります」


うん、速く帰りたいです切実に



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