短い夢
□事件です。
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「んぅ…」
薄く目を開けると、少し頭が痛い。
そうか、昨日はウチの船でキッドとあたし達、それからトラファルガーとボニーとでお酒飲んでたんだ。
「キッドぉ…?」
目を覚ませば、いつも隣にキッドは
いるはずだったのに。
「え…?」
なんで私の目の前に、私がいるの?
「嘘…だよね」
よくよく考えてみると、私の声も
何時もより低い。
恐る恐る鏡に姿を移すと、
「キッドぉぉおお!」
「ん…なんだよ」
「ね!大変!見て!」
「!」
「「トラファルガー!!!」」
単刀直入に言います。
朝起きると、キッドと私、体が入れ代わってました。
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