ニート評論家の腑抜けた夢日記 及び ニート評論家の足蹴による執筆

□意外な訪問者
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第二話の前に・・・

蛇足的ショート

今回から始まる蛇足的ショート、今回はいろいろなキャラ達の日々を勝手に描きます


『頼りにされた・・・はず』

「・・・・・え?」

「だから、あんたに修行を頼んでるのよ。耳付いてるの?」

この男、そう、私も名前を忘れていた「黄 芳芳」である。

そんな彼が今まで散々コケにしてきた胡夢とみぞれが彼に修行に付き合って欲しいと言っているのだ。

(キタ━(゚∀゚)━!)

芳芳の脳内はニコニコ動画でよく見るアレ(↑)が駆け巡った。

(ど、どどどどどうしよう!?夢?現実!?うっ・・・(´;ω;`)ウッ…)

思わず泣きそうになった。嬉しすぎる。テラウレシス(死語)

「お、おほん。ま、まぁ僕で良ければお相手いたしましょう・・・」

「本当!?やったああああ!!!」

「うん・・・・嬉しいぞ、後輩」

もう死にそう。嬉しすぎて死にそう。

「じゃあ早速教えてもらうわよ、『房中術』」

房中術(ぼうちゅうじゅつ)とは、中国古来の養生術の一種。房事すなわち性生活における技法で、男女和合の道である。byウィキペディア

「ふっふっふ。この胡夢様が房中術をマスターしたらもういたせりつくせり・・・。これで妊娠しないで月音と既成事実を・・・っ!」

「させんぞ。私が先に月音の子供を産むんだからな・・・。名前だってもういくつか候補を・・・」

(・・・・・・・)

さっきまでの自分の喜びは一体・・・。

芳芳はそのままただ立ち尽くした。只々立ち尽くした・・・。





『あの先輩のその後 その1』

「いいかっっっ!!!今月からはこの宮本灰次が空手部の顧問だっっ!!!お前ら!!気ぃ抜いたらタダじゃおかねぇぞ!!!わかったな!!」

「押忍っ!!!!」

3月後期、どうやらこれからの学園の事を考えて理事長が宮本を学園の体育科の教師として雇ったのだ。

「そのまえに!!俺が連れてきた特待生を複数名呼んできた!!」

(と、特待生!?)

(マジかよ、あの宮本先輩が呼んできたのだからおっそろしく強い奴らなんだろうな・・・)

彼らの頭の中では、チェ・○ンマン並のでかくて、ガタイのいい男を想像した(うっほ!いい男って言いたくなるほどの)

だが、入ってきた特待生はあまりにも幼く、可愛らしい・・・・幼女達であった。

「2年3組の・・・・(名前考えるのめんどくせぇ)です!よろしくお願いします!!」

「あっはっはっはっは!!!マジ幼女かわゆいなぁ〜、あっはっはっはっは!!!」

(・・・・マジかよ)

ちなみにこの幼女達、空手、滅茶苦茶強かったみたいです






は〜い・・・・・ネタが結構難しい!!いや、マジで。

ちょ、こんぐらいで勘弁して・・・。

(初の蛇足的ショートは、本当に蛇足的なものと化した・・・か・・・)




おっと、それでは本編


(えっと、俺は何しに出かけたんだっけ?・・・・あぁ、そうだ。シャーペンの芯を買いに来たんだったよな。なのに・・・)

「ほら!先輩!あそこの店、フィギュアマジで安いんすよ!行きましょうよ!」

(なんで秋葉原になんかいるのおおおおおおお!!?)

月音と晋也はいつの間にか秋葉原にいた。と言うのも晋也が無理やり連れてきたようなものだ。

古い少女漫画なら「恐ろしい娘(こ)!!」ってヒロインが言いそうなくらいに。(例えが意味不明過ぎるのは堪忍)

(おいおい・・・もう15時過ぎだよ)

時間が経ちすぎているのも無理はない。なんせ、

「あ、あれって晋也じゃない!?」

「ホントだ!晋也〜〜!握手して〜〜!」

「おっしゃああああ!任せとけ!!!(?)」

晋也がファンに会って声をかけられるたびに必ず、サービスするからである(サービスサービスぅ!!)





気がつけばもう17時だ。そろそろ帰らないといけない時間だ(秋葉原にいるしな)

なのに・・・

「・・・・・・・」

「・・・・・あの、何してるの?」

晋也はゲーセンの前にあるUFOキャッチャーをかれこれ10分はガン見している。

目線の先にはこれまた二次元厨が好きそうな美少女フィギュアがあった。

一回200円。さぁ!晋也よ!決断の時だ!!!(立木さん風)

(ん?何か聞こえたような・・・)←月音

えっ!これ、聞こえんの!!?

茶番はさておき晋也は最近の若者には欠かせないスマホを取り出し、電話をかけた。


えっ?あぁ、俺スマホがいつ発売し始めたのか忘れたからたとえこの当時発売されてなくても知らん!

「・・・・もしもし、終?ってちょ、いきなりきろうとすんなよ。実はさ・・・・」

追記 晋也は一時期、京都に住んでました。その為、時々ってか大抵が関西弁です。
   いや、俺も関西人だし、その方が楽だから。
   どうでもいいけど、新キャラは関西弁喋る奴が多いぜ!!
   後、既にいるキャラが関西弁になってても目を瞑ってください!!ホント、俺、詰が甘いんで。
   さらにどうでもいいが、晋也は京都に住み始めた時に、その場所で小野寺と出会い、恋をしました。(サンボマスター、出番だぜ!)


話が済んだのか、電話をきった。

「あの、さっき誰に・・・?」

月音が普通に質問した。

「あぁ、あいつらね・・・」

数分後、二人が現れた。

「・・・・・・ちっ」

「おい、なんだよ。いきなり舌打ちってよぉ!」

舌打ちしたのは、奇跡の神童、終創始である。

「え、えっと・・・」

「あぁ、こいつは終のクソ野郎。んで、こっちが・・・」

「こっち?」

(クソ野郎はほっといて)晋也の背後から恐る恐る顔を出したのは小野寺咲である。流石に二人の身長差に月音は驚いた。

「あ、・・・・ぁ・・・・・」

晋也のズボンを掴んで、今にも泣きそうだった。

「怖がるなって。ほら、この人が前に話した月音先輩だって」

「そうなの?」

月音の名前を聞いてさっきまでの表情が一変した。そして淡々と自己紹介を始めた。

「初めまして!晋也の許嫁の小野寺咲です!今後よろしくお願いします!!」

「あ、え・・・よろしく・・?」

どうやら小野寺は本当に仲のいい友達といるときは思いっきりはしゃぐ、典型的なシャイのようだ。

「さぁて、おわ・・・」

いきなり晋也に向かって箱が飛んできた。

「うおぉ!?」

キャッチして箱を見ると、さっきガン見してた美少女フィギュアの入った箱だった。

「・・・・・・・・・・」

終は只々晋也を凝視している。

「・・・・な〜んだ。話がわかるやつだな!お前!」

仲良く肩を組もうとすると、終はいきなり手のひらを突き出し、

「200円」

と、吐いて捨てるように言った。

「・・・・・・(・д・)チッ」

↑みたいな顔をして渋々200円を終に渡した。




場所は変わって、月音の家。

「あらぁ〜、もうお母さん、嬉しすぎて死んじゃいそう!!!月音が後輩を連れて家に来るなんて!!
 さぁさぁ!遠慮なく食べて頂戴!!」

「・・・・・・・・・・・」(よくわかんないと思うけど、終は基本、全然喋りません。まぁ俺的には超助かるけど)

「いやっふううううううううう!!!!!!」

「ちょ・・・晋也・・・!恥ずかしいからやめてよ!すいません、こんな私たちを上げて頂いて、しかもこんなご馳走まで作っていただいて・・・。」

月音は困惑した。

なぜ彼らがここにいるのか。

どうして我が家の夕食も一緒に食べているのか。

なぜうちの母はこうも簡単に彼らを上げたのか。

なぜ父はそれを止めようとせずに受け止めたのか。

「ちょっと待っててね!もっとご馳走作ってくるから!」

「あ、お母さん!お茶おかわり!」

「はい!かしこまりぃ!」

鼻歌を嬉しそうに吹きながら、母はキッチンへと消えた。

馬鹿みたいに彼らは楽しそうに夕食を楽しんでる。だが、忘れてはいけない。

彼らは、陽海学園に入学する身。つまりは妖の立場。

(やっぱり彼らも・・・)

妖怪の大抵は人間を良くは思っていない。むしろ、憎んでいるくらいである。

彼らも心の何処かで・・・。

「な〜に考えてるんすか?」

「おわっ!!」

いきなり声をかけられて思わず声を出してしまった。

「何難しい顔してるんっすか?」

「いや、なんでもないよ・・・」

「・・・・エロいこと考えてたとか?」

「考えてない!!」

よくこんな失礼なことが聞けるものである。そんなことお構いなく、且つ馴れ馴れしく晋也は接してきた。

「まぁまぁ、ほら。俺たち一応後輩なんですから、ここは一つ、何も隠し事なしで・・・ね?」

「・・・・・わかったよ」

月音はさっきまで考えてた事を話した。あまりごちゃごちゃするのも嫌なので手短に話した。

予想どうり、さっきまであんなにがやがやしてた晋也も静まり返り、小野寺も終も月音の話に耳をいつの間にか傾けていた。

「ふ〜ん・・・・」

眉間に皺を寄せ、左手を顎に持っていって少し考えたようだ。

「・・・なぁ、咲。お前はさ、どう思う」

「どうって・・・」

少しもじもじしながらこう答えた。

「私は・・・・大好きだよ。みんなみんな・・・」

「・・・・え?」

少しは期待していた答えが出てきたので月音は驚いた

「だってさ・・・その・・・。・・・私たちのためにたくさんの人たちが来てくれるのがすっごく嬉しいの」

「だってさ。俺もだぜ」

「・・・・・・」

「晋也・・・・って呼び捨てでもいいぜ、月音先輩」

「・・・・・晋也・・・小野寺さんも・・・」

そう言った直後、月音の目線は終の方を向いていた。

「・・・・・・・・・・・」

「あの、なんか喋んないの?」

「あ〜あ〜、終に喋っても無駄っすよ、先輩。こいつ、必要最低限のことしか言わないから」

「そ、そう・・・」

心の何処かで、いつか終とまともな会話がしてみたいと月音は思った。

「俺もさ、あいつらが大好きなんだよ。咲が一発ドラムを叩くだけで、終がギターを一回鳴らしただけで、俺が一回シャウトしただけで、
 あいつらは馬鹿みたいにはしゃぎまくってくれて、俺の悪ふざけにさえも付き合ってくれる・・・。
 そんなあいつらが、俺は大好きなんだよ」

一瞬だけ、月音の目に大きな会場を埋め尽くさんばかりの多くの観客が見えたような気がした。

ダイブし、モッシュし、ヘッドバンディングして、何よりも楽しそうだった。

「てな訳で、今後ともよろしくお願いしますよ!月音先輩!」

「私もよろしくお願いします。あ、終もちゃんと挨拶して!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん」

「ったく・・・まぁこいつには後で言っておくんで気にしないでください。あ、メアド交換しましょうよ」

「うん、わかった」

人間を恨んでいない。それどころか大好きだ。そう聞いただけで、彼らにあった偏見、というか印象が変わった。

彼らなら、人間も妖怪も仲良くさせられるのではないか?月音は少しばかり、そう思った。





「・・・・・・・・あのさ・・・」

「ん?なんすか?」

食事は終わった。なのに・・・。

(なんで俺の部屋にいるのおおおおおお!!!!?)

この3人は月音の部屋で今にもモンハン3rdを始めようとしてた。

「いやぁ、お母様が泊まってけってうるさいものだから・・・ねぇ」

「そうそう、遠慮したら関西じゃ負けるんだから!」

「だからってなんで俺の部屋!!?」

「あぁ、お母様、今夜は機嫌がいいからお父様と一発・・・」

「わぁーーーー!!!!わぁーーーーー!!!!」

ピー、という効果音が付きそうな発言なので、急いで月音は阻止した。

「おっしゃあ!じゃあ早速ソリッド&リキッドでもやっか!あのBGM好きなんだよなぁ」

「あ〜わかるわかる。すっごく格好良かったから私思わずぼっ・・・」

「わぁーーーーー!!!!!!わぁーーーーーー!!!!!!!!」


*参考 ソリッド&リキッド
 MGSとモンハンがコラボったクエスト。BGMが異常に格好いいがガンナーに不慣れな私は苦戦を虐げられた・・・。
 YouTubeにもあるんで是非。

「月音〜。ちょっと」

ノックもしないのかい!?(湯婆婆(漢字合ってるかわからん)風)

じゃなくて、ノックもせず母が入ってきた。

「何?母さん」

「あなたにお客さんよ。すっごく懐かしい」

「?」

とりあえず玄関にまで行ってみた。

「はいはい、どちらさまで・・・す・・・」

月音は目を疑った。

あぁ覚えてる。あの美しい髪の色も、あの麗しい瞳も、あの艶やかな肌も、あの華やかな匂いも。

全部。忘れるはずがない。なんせ彼女は、月音が初めて陽海学園でできた友達なのだから。

「萌花さん・・・?」

「ひ、久しぶり・・・だね・・・。・・・・月音」

赤夜萌花は確かに月音の目の前に立っていた。










お詫び

初の投稿が5月、さてこれが投稿されたのは?

A、1月!!

ふざけんなよ!!!!!と、おっしゃる方たちがほとんどなのではないでしょうか?

(お、ロザバンの夢小説だってよ。どれどれちょっと見てみるか)

てな感じで第1話を見終えて、この第2話が投稿されるのを待ちわびた方たちがほとんどではないでしょうか?

こんなにも長く待たせてしまって申し訳ございません。2週に1回のペースならもう中盤に近づいてたかもしれないのに、こんなにダラダラと引き伸ばしてしまって
誠に申し訳ございません。

編集ペースはこれからもさらに遅れるかもしれませんが、このような作品を読んでいただけたことに、私は心から喜びというものを感じます。

その読者の皆様のご期待に添えるよう、努力していきます。

こんな私ではございますが、皆様のご期待に添えるようなあんな話やムフフな話も考えていこうと思います。

それでは、第3話が投稿されるまでご機嫌よう。



PS これからは解説みたいな所でキャラクター達をイメージしたBLEACH風ポエムでものせていこうかな、と思っていますので、そちらの方もよろしくお願いします。


おまけ  作者のこの空白の期間に何があったのか?

作者「あぁ〜〜〜マジ勉強かったるいよ〜〜〜〜学校行くのもメンドくせぇよ〜〜〜〜〜〜〜〜
   てか、生きることがめんどくさい。あぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
   『チーズ蒸しパンになりたい』」

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