オリジナルストーリー2
□ショック
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それは唐突だった。
ハメられた…仲間に。
唯一信じていた仲間に。
裏切られないと思っていた仲間に。
家族・学校の奴等よりも誰よりも信じていた仲間の一人に…
この大騒動を起こそうと言った仲間に…
何故?
考える間もなく俺達の信頼性は失われていった。
仲間の一人が急に暴れ出した。
「僕たちは裏切られたんだ!ちくしょう!僕の力を見せつけてやる!」
そう言って仲間は持ち出していた爆弾を投げようとした。
慌てて俺達他の仲間たちも必死に止めようとした。
でも冷静さを失っていた仲間は爆弾を投げてしまった。
爆弾がバスの下に転がっていく。
そしてそのバスは爆発した…
俺達は一体何だったんだ…
脳裏に響くのはヤツの声。
「どうせお前はハメられたんだ」
そう。まさにその通りだった。
気付くと俺の手首には手錠がかけられていた
ああ、本当に馬鹿だったな…