テニプリ

□双子の姉弟
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私の名前は丸井臨花。

私は、ブン太の姉。

ブン太とは双子の姉弟。

私は我儘で傲慢。

弟のブン太はそんな私のいう事をなんでも聞いてくれる優しい子。

いつの日か、私は虐められるようになった。

友達は0だった。

きっとブン太は友達いっぱいいるんだろうなぁとか思った。

親からも見捨てられてるような感じだった。

まぁそれは当然か…

弟が出来れば姉なんか親にとっちゃあいらない存在なんだ。

でも、私は我儘で傲慢。

だから、虐められてるのが嫌になった。

ブン太はいっつも笑顔。

それが羨ましくって。

だから、いつの日か、私は、虐めてくる子を、

傷つけるようになった。

何度も何度も傷つけて、

先生に注意されたけど。

気にせず痛めつけたら。

そのうち、死亡者がたくさん出て、

私は、よく警察に捕まった。

そのたび、親に暴力を振るわれた。

虐待というものだ。

特に、お父さんにやられる事が多かった。

お母さんも殴ってきた。

痛かった。虐められてる時よりももっと痛かった。

ブン太はそのたびいっつも泣いて泣いて

私を捕まえる警察達に私を釈放するようにと嘆きながら言う。

その下の二人の弟達はまだ幼すぎるため、よく状況を理解してなくて、ただ私に親が暴力を振るうと泣き喚く。

その時は、まだ私にもよく分かんなくて、

まだ小学2〜3年の頃だったな。

でもそれから私は殺人者だと恐れられて、

虐めはなくなった。

もう死亡者も出なくなったけど。

やっぱり私は我儘で傲慢だった。

私はブン太と同じ赤髪で、ブン太と同じで甘いもの好きだった。

おやつの時間は午後三時だからその時間にいつも私は、

「あ、おやつの時間だ。」

と言うのが口癖になっていた。

とにかく私とブン太はとてもよく似ているため、

私達が同じ服を着たらどっちがどっちだかわからなくなるのだ。
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