dreamB

□水溶きジュース
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どうやら俺は想定外な物事に関して動揺を隠せない男らしい、と言えば情けないと駄目出しを喰らわされた。


「情けなくて結構。俺はそういう男なんだよ、悪いか」

「悪くないとでも思ってんの?」

「あぁ!」


客観的に見れば母親に叱られてる反抗期のガキ。いや、反抗期のガキだってもう少し良い言い訳をするだろう。


「大体、味覚おかしいんじゃない?」

「おかしくねぇよ」

「普通はご飯にあんなに大量にマヨネーズかけたりしない」

「朝飯に納豆飯3杯も食った奴に言われたかないわ!つか、そんな話してんじゃねぇだろ!」


本気のボケにツッコミを返しつつ、逸れていく話を戻す。マヨネーズや納豆なんてどうでも良いのだ。いや、マヨネーズはどうでも良くないけど…つまり今は良いという意味で。


「もう万屋には近づくな」

「何で」

「…色々と危ねぇから」

「ふーん」


嫉妬なんでしょ、と見透かされてしまった。想定外な物事は苦手だと言ったのに。
















(070825)
アイツと知り合いだったと知って焦ってるんだ!

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