Novel

□【Love Smile】
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貴方の笑顔が大好き

出来れば大人になっても
その笑顔を



【Love Smile】



「ツナー!」


「わわっ!」


学校帰りのツナに後ろから抱き着いた


ちょっとよろけたけれど
最近のツナは何だか色々すごくて

前みたいに
こけずに踏み止まった


抱き着いた腕を離し

ツナの指に絡め手を繋いだ

こちらを見たツナは
頬を染めていたけど
私の大好きな眩しい笑顔


「今日は一人?」


いつもいる獄寺くんと山本くんがいないから不思議で
聞いたら、ツナは恥ずかしそうに下を向いた


「ほら、今日は誕生日だから、二人っきりで…あっえっと」


恥ずかしそうに頭をかきながら
困った瞳で私と目を合わす


「嬉しい…」


そんなサプライズをツナの誕生日にされるなんて思わなかった

思わず私が照れてしまう



「早くもっと大人にならないかな」


二人で照れてしまい
ツナが話を反らし歩き出す
私も足を踏み出した


「そしたら私、背伸びしてキス出来るなぁ」


私が笑って
ツナの頬にキスをしたら

私から手を離して頬を覆った


「もう!」


そう少し拗ねた顔をした


「いつか照れさせてやる」

また歩き出したツナは前を向いたまま小さく呟いた


「楽しみにしてるね」


そう言って私は
ツナにプレゼントを渡した

「HAPPY BIRTHDAY!綱吉!」


別に身長なんて高くなくてもいい

かっこよくなくたっていい

ダメツナのままでもいい

でも、
私の大好きな笑顔は変わらないで下さい


END

綱吉ハッピーバースデー!
カッコイイ君も可愛い君も大好きです!

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