番外編
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トナカイちゃんの名前はトニー・トニー・チョッパー・・・チョッパーちゃんというらしいです。
そんでこの緑のお兄さんはゾロさんというらしいです。
二人ともなんと海賊をやっているらしくて、この島には前に一度来たことがあるらしくその時食べたハングリラ鳥の味が忘れられなかったみたいでまたこの島に来たんだとか。
なるほどなるほど・・・・
『へぇ〜。それじゃあハングリラ鳥を捕獲しようとして逆に捕まっちゃったんですか。それは災難でしたね。』
「まったくだよ・・・俺、あのままハングリラ鳥に喰われちまうんじゃないかってスゲェ怖くてさ。」
『あー、わかります。僕も知り合いんとこのおっきな鳥に嘴で摘み上げられたことがあって・・・もう、尋常じゃないくらい怖いですよね;』
「そー!あの地に足がついてないあの感触・・・思い出しただけで背筋が凍る;」
そう言ってチョッパーくんはその小さな手で両肩を抱いた。
あの後僕はチョッパーくんに謝った。
事の発端は僕がチョッパーくんを味見しようとしたのが原因だし。
キチンと謝ったらチョッパーくんも許してくれて何とか和解できました。
いやー、いい子で本当に良かった☆
とまぁ、チョッパーくんとは和解したんだけど・・・
「・・・なぁ、公?ゾロのノッキング、そろそろ解いてやってくれねぇかな?」
『えー・・・いや、でも・・・;』
チラリとゾロさんに視線をやるんだけど・・・
・・・・うわぁ、怒っていらっしゃる;
地面に横たわるゾロさん。
ノッキングをまだ解いて無くてそのままにしているんだけど・・・・
でもこれ、ノッキング解いたら確実にまた再戦を申し込んでくる感じだよね?;
一応僕の勝ちでこの勝負を終わらせたんだからほぼ確実に。
それはそれで面倒だし・・・・
『えっと・・・もうじき勝手に解けるから放っておいても大丈夫だよ、うん;』
「え、でも・・・」
『そ、そんな事よりお茶にしない?!美味しいタルトを持ってきたんだ!お化けカボチャのパンプキンタルト!』
「Σうぉぉっ!なにそれ、超美味そう〜ww」
『紅茶よりも牛乳の方がいいかな?飲み物もどうぞ?』
「うはぁっwいただきまぁすww」
どうやらチョッパーくんの意識を逸らすことに成功した模様。
はーよかったw
とりあえず後30分は持ちそう。
そこからは・・・まぁ、何とかなるよね;
あまぁいパンプキンタルトと紅茶(チョッパーくんは牛乳)で楽しいお茶会をしていると・・・
「おーいっ!!!」
「ん?」
『ん?』
何処からともなく声が聞こえてきた。
もしかしてチョッパーくんの言ってた仲間なのかなって振り向いてみると・・・
『Σぶぅぅーーーーーっ!!!;』
僕はその先に在るものを見て思わず口に含んでいた紅茶を噴き出した。
『ゴホっ、ゴホッ!!!;』
「だ、大丈夫か!?公っ!!;」
『ウー・・・鼻に入った・・・・じゃなくてっ!!え!?何あれっ!;』
「え?何って、ウチの船員だけど?」
『船員!?;』
いやいや、ちょっと待てチョッパーくんっ!!
あれが貴方の仲間ですか!?
いや、だって明らかに在れ・・・・
ロボですやんっ!!;
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