銀魂
□迷える血
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今日は朝早くに隊士達が集まり、新米隊士の紹介が始まった。
「今日から新しく入ってきた、山中聖岳くんだ。皆、仲良くするようにな!!」
そう言って近藤は隊士達に呼び掛ける。
隊士達は笑顔で山中を迎えてくれていた。
「山中聖岳です。よろしくお願いします。」
山中は前に出て一言笑顔で挨拶をした。
「じゃぁ山中は……一番隊に入ってもらうからな!!危険な位置だが……」
山中は以前、土方に力量を図ってもらう為、試合をしたところ、腕が結構たったのだろうか。一番隊に配属された
「いえ!!大丈夫です!!局長の命を守るために、全力を尽くします!」
「おぉ―…!!頼りになるな!だが、無理はしちゃいかんぞ!」
「はい。」
「じゃぁ、一番隊隊長の紹介を―…あれっ!総悟はっ!?」
近藤は隊士達を見渡したが、そこには沖田総悟はいなかった。
「またあいつは……。全く、いつまでたっても寝坊助だな―…。お願いトシ母さん。起こしてきてっ!」
「だぁれが母さんだっ!!?……たく……しょうがねぇ…」
そう呟いて、鬼の副長と呼ばれている土方十四郎が沖田の部屋へ向かった。
「では、これで解散!!皆、今日も頑張ってくれ!!」
近藤の言葉で、隊士達は大広間
山中の怪しい笑みに誰にも気づかず……
―――――――。
……本当は潰す為だけどな