小説

□無駄親子
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「パードレ!」
「どうした、ハルノ」
「たかいたかいしてください」

そう言って手を伸ばしてきた幼い自分の息子を見ていると柄にもなく和んでしまう。
懸命に遊んでもらおうと努力する様は見ているだけで幸せになる。このDIOも落ちたものだ。疲れがハルノといることで取れていく。

「ほら、これでどうだ?ハルノ」
「わあ!」
「高いだろう」
「パードレ!たかいです!!」

身長が190pもある男が腕を伸ばせば裕に2mは超える。
普通の人間ではできないことだ。

だが普通じゃない彼らはこれが当たり前だと思って今日も戯れる。

「たのしいです!!」
「そうか。それは良かったぞ」

体力全回復まで99%






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