06/30の日記

00:05
お休みなさい
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告知しました、ガタケット。
はてさて、間に合うことやら。

ここ最近、テストに行事に生徒会……考えれば考えるほど言い訳が出てきます。
悩みすぎて頭が考えを処理しきれてなくて、オーバーヒートしそう。寝ないとクールダウンできないもので。
寝たりないなぁ。

そんな私に(貴方にも)典明ください。

以下ログ


「疲れてるみたいだね」
「え、そう?」
「目の下、隈できてるよ」

放課後の図書室は私たち以外人はいなかった。いつもは気にして下げる声のボリュームも二人だけなので通常通り。図書当番だという彼について来たはいいものの、することもなく各自興味のある本を持ってきてページをめくるだけだった。
頬に手を添えられ親指で黒くなっていると思われる目の下を撫でられた。
そういえば昨日も中々寝付けず、いつもの睡眠時間の半分にもならない。現に頬から感じられる典明の体温が心地よくて、瞼が重くなった。

「最近寝付きが悪くて」
「どこでも寝れそうなイメージだけどなぁ」
「失礼なやつだ、私にだって悩んだりして眠れない夜だってある」

ふーん、と興味無さそうにする典明に少し腹が立った。一言文句付けてやろうと口を開けば、出てくるのは罵詈雑言ではなく間抜けた欠伸だった。

「寝なよ」

本を持つ手とは逆の手で私の背中を落ち着くリズムで叩く典明。
人ってどうして人の体温に触れると安心するのだろう。不思議。

遠退いていく意識の中で、おやすみとだけ口に出来た。
とっぷりと夢に落ちる前に頬に感じた柔らかいものは現実のものだと信じたい。

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