べるぜバブ小説
□愛してるゲーム
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昼休みの教室での男鹿夫婦のいきなりの告白合戦。
夫婦として周囲に認知されてはいるものの、べたべたといちゃつきもしない、
喧嘩ばっかりしている、
男鹿夫婦の突然のいちゃつきぶりに、
周囲の人間は固まってしまった。
ことの始まりはちょっとした喧嘩からだった。
「だから貴様はボケナスなのだ!ミルクの粉が多すぎだといつもいっているだろう!。貴様のその大雑把な性格が嫌いなのだ。」
「ああ?てめーは過保護すぎんだよ!、
たかが1、2グラムのちがいだろうがっ!。お前のその几帳面すぎる性格が嫌いなんだよ!。」
と、いつものように些細な喧嘩だった。
そこに古市がなだめに入り、
「まあまあ落ち着いて。いつもそんなんやって飽きないのかよ。たまにはお互い好きなところでもいいあって・・・。」
さらに夏目が茶々を入れて、
「それはいい考えだねー。この際愛してるゲームでもやったらどうかな。」
「「「愛してるゲーム?。」」」