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□昼寝
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ポカポカ暖かい日差しの中、私は祐希の部屋で、ゲームをしていた。
「ねえ祐希ー、こんなに天気がいいんだから、外に散歩でも行かない?」
「えー…。じゃあ菜摘だけでいっといでよ。オレ眠たい…」
ゲームの電源を切り、ゴロンと横になる祐希。
全く不健康な……!!
「祐希、たまには外もいいもんだよ?ね、行こ?」
祐希をユサユサと揺らす。返事は無く、代わりに聞こえてきたのは、
「スー…スー……」
かすかな寝息。
顔を覗いてみれば、祐希は気持ちよさそうに寝ていた。
「もー……、ん、でも私も少し眠たいや。」
祐希の横にゴロンと転がる。
暖かくて気持ちいい。それに、いい匂いがする。
「ふぁぁ………」
目を閉じると、さっきよりも猛烈な眠気が襲ってきた。
よし、寝よう。
おやすみなさい♪