親世代
□汽車
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ばさばさばさっ
視界には舞う紙たち
そして前には転んでいる少女
うーん、と考えてからす、と手を出した
「……大丈夫?」
うん?と頃んだ少女は顔をあげる
「 あぁ、平気だ‼いつものことだからな‼」
「……血が出てますけど…。」
「まぁこけたからな‼」
けたけたと笑う少女
「心配してくれてありがとう‼私はアイリー•イーヴィスだ。」
「天野真友。日本人なの。」
「日本人か‼初めてみたぞ!!」
「私も貴方みたいな人初めてみたよ……」
はぁ、とアイリーがため息をつく
「とにかく紙を拾わないと…」
そういって二人が立ち上がったときだった