親世代
□汽車
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「真友〜これおいしいぞ??食べないのか??」
「ごめん。それ初見で食べる勇気ないわ。」
ゔ、と口に手をあてる真友
アイリーは美味しいのに、と呟きながら蛙の脚を噛みちぎった
「やっぱり魔法界とは違うんだな〜マグルって。」
「そりゃあつい先日だからね、知ったの。ホグワーツ?とやらも説明しかきいてないし。」
「そうなの?じゃあ組み分けとかもきいてないの?」
アイリーが尋ねると真友は全くさっぱり、と返した
「私知ってるよー!!寮が4つあるんだよ。でね、スリザリン、レイブンクロー、ハッフルパフ、グリフィンドールって名前なの!!それぞれの資質を帽子さんが見極めるんだって!!」
「………資質?」
「うん。賢い〜とか勇敢だ〜とか!!私の家系はね、皆おっとりしてて劣等生ばっかだから皆ハッフルパフなんだよ〜!!リマは?」
俯いていた顔を勢いよくあげばんっと椅子から立ちあがる
「……##NAME1…??」
「スリザリンだけには絶対入らない!!」
宣言するかのように叫ぶ
アイリーはおぉ〜と拍手している
「純血主義の家の思い通りになんてするものか……!!」
わなわなと震えている
「(……純血主義って何?)」
ききたかったがきけないよなぁ、とため息をつく
ホグワーツまでもう少し