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□連載 2話
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〜広場〜


広場には、真っ赤な髪の毛で、真っ赤な服を着た人がいた


{アラ〜♪、セバスチャン〜、アタシに会いに来たの?}


「セバスチャン!!
誰?この人!!めっちゃ綺麗なんですけど
セバスチャンの彼女!?」


【全否定させて貰います】

{アラ、この子イイこと言うじゃない〜♪}


【良いことじゃありません…
華様、あれはただの変態です
感染する恐れがありますので、離れていてください】




{アタシはグレル・サトクリス、グレルって呼んでね〜華♪
セバスチャン、ヒドイわ〜アタシを病原菌みたいに扱って〜
でも、イイわ、許してア・ゲ・ル♪
さぁ、始めましょう〜
2人だけの晩餐会!!}


グレルは赤いテェーンソを取り出し、セバスチャンに斬りかかった


それをセバスチャンは執事服からだしたナイフで受け止めたと思うと、いきなりナイフが真っ二つに


【さすが、デスサイズですね…】


{もっと、熱くヤりましょう?
セバスチャンもそういうプレイ好きでしょ}


【全く、虫酸が走ります…】







しばらく、2人の戦いを見ていた華だが…


「もう限界!!
私も戦いたい〜」


【華様、危ないですから下がっていてください!】




バァァン




バァァン!!





{アラ、セバスチャン〜
よそ見するなんて〜余裕ありすぎヨ!!}





ムズムズ…


「も〜〜〜限界!!
私もやる!!」


'さわり猫'の姿になり、2人の懐から出てきて、短剣をグレルに突きつけた


それをグレルはデスサイズで斬ろうとするがビクともしない


{どーゆうことヨ!!
デスサイズは何でも斬れるモノなのに、斬れないなんて…}




「へぇ〜、これデスサイズって言うんだ
真っ赤で可愛い〜♪」






バァァンー






{アラ!?華分かってるじゃない〜
セバスチャンも見習って欲しいワ}



バァァン



【そんなの見習いたくないですよ…
いい加減、華様は下がっていてください!】[しかし、これが華様の'さわり猫'の力ですか…
侮れないですね…]



バァァン、キィィィン



バリィィィン
[ガラスが割れる音]



〔こんなところにいたのですか…
グレル・サトクリス…〕


{ウィル〜〜〜〜}


〔さぁ、さっさと帰りますよ〕


{え〜、イヤよ!!
せっかく、アタシと趣味があう子に出会えたのに…}

〔グレル・サトクリス、貴方は前の報告書を提出していないのに、よくそんなことが言えますね…
3ヶ月間減給しますよ…〕


{…ウィルの鬼〜
わかったヨ!!
と、言うことでセバスチャン、華バイ〜バイ〜♪}


〔ご迷惑をかけました〕


【ちゃんと、グレルさんを見張っといて下さいね…】

〔何を言ってるのですか!?害虫ごときが…
私は、お嬢さんに話しているのです〕


「えっ!?私!?」


〔ご挨拶が遅れました…
私は、ウィリアム・T・スピアーズと申します〕


「私は、華です
よろしくね、ウィル♪」


〔では、お嬢さん
また会いましょう…〕
[可愛いですね///]



そうして、赤死神と堅死神は帰っていった…
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