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□連載 2話
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【はぁ…全くあの方たちは何しに来たのやら…
…華様、いかがなさったのですか?】
「いや、何でもないよ」
[顔が近い/////
よ〜く、見るとすごい美形なんだな〜
セバスチャンって…
きっと、モテるんだろうな〜]
【顔が赤いですよ、熱でもあるのですか?】
セバスチャンが私のおでこに手を当てようとしてる
とたん、私の顔が真っ赤になり…
「何でもないって////」
と、言いセバスチャンを押しのける
【そうですか…クス】
[可愛らしいですね…//]
【さぁ、戻りましょう
華様…ニコ】
セバスチャンは、優しく笑いかけてくれた
「あのさ、セバスチャン」
【どうされたのですか?】
「…様って付けないでくれる?」
【貴女様は、大切な坊っちゃんのお友達です
その方に、無礼がないようこのようにお呼びしているのですが…お嫌ですか?】
「うん…正直、私こういう上下関係ニガテなんだ…
だから、いいでしょう?」
【わかりました、華様…】
「あ
また、『様』ってつけてる〜///」
【左様ですね…
以後、気をつけます
…華さ…華】
「ウフッ…セバスチャンって面白いね♪」
【そうですか!?】
「うん、とっ…て…も…」
クラッ
[あれ!?視界がボヤけて…]
バタン!!
いきなり華は、その場で倒れた
【華!
大丈夫ですか!?】
『大丈夫ですよ…
華様は…』
いつの間にか、セバスチャンの横にテスラ・リンドクルツがマカロンを両腕に抱えていた
【どういうことですか?】
『華様は、力を使うには体力の消費が物凄く激しいんだよ……モグモグ』
【そうなのですか…】
『…モグモグ…、早く華様を返してくれない?悪魔…』
【いえ、私が華を寝室までお運びしますから、ご心配なさらずに……ニコ】
『じゃあ、頼むよ…悪魔…』
[てか…、華様のこと呼び捨てだった気がするんだが…]
【では、失礼します…】
セバスチャンはそう言い、華をお姫様抱っこをしてこの場を去った