〜掲示板ひだまり≪リレーSS『アブナイ☆恋のウェディング・ベル』2023/3/19更新!≫〜

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……「いつか大人になる日まで:番外編」(いつか大人になる日まで)

……「ポケット小野瀬」(ポケット穂積)


 『穂積と小野瀬について』

……「アメリカ外伝3」(アメリカアメリカ外伝・1アメリカ外伝・2)


 『明智誠臣について』

……「穂積←→小野瀬」(恋人の日〜明智編〜)


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09/01(Tue) 16:25
最終日
ジュン


楽しかった夏休みも最終日を迎えていた。

公平
「うわーん、宿題が終わらない〜。」

最終日の定番の公平の声が藤守家に響いていた。

誠臣
「毎日、コツコツしないからだぞ。」

公平がサボらないように監督をしている誠臣がため息をつく。


「毎年毎年、懲りないな。」


「泪だって似たようなものだったじゃないか。」

アニ
「そういえば、今年は賢史は叫んでいないな?」

賢史
「俺はバッチリ終わっとるからな。」

翼の入れたお茶をすすりながら賢史が得意そうに口にする。


「どうせ、翼ちゃんと玉木のお陰でしょ?」

賢史
「うるさいわ!」

そんな藤守兄弟たちを見ながら翼がクスクスと笑う。


「小春と太郎くんはもう宿題は終わってるの?」

小春
「うん。」

太郎
「はい。明日の準備もバッチリです。」

二人は得意気な顔を返す。

これで夏休みも終わり。

明日から始まる新学期に気持ちを新たにする翼であった。


勝手に夏休みも終わらせちゃってよかったかしら?

ダメなら削除しまーす。

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09/01(Tue) 17:36
ジュンさんありがとうございます。(´ 3`)ちゅー
小春


夏休み終了、全然OKですよ。

リアルも新学期ですもんね。

大学はまだ休みですけど。

このリレーの誠臣くんはきっと賑やかなお誕生日を過ごした事でしょう。

続きをお願いしまーす。パースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○
 

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09/01(Tue) 18:53
考えてなーい(。>д<)
ジュン


あー、誠臣さんの誕生日を飛ばしちゃいましたね。

すみませんm(__)m

そして続きは考えてないです(。>д<)

どなたかお願いします〜

パースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇

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09/04(Fri) 16:25
新学期
ジュン


大学生組がまだ夏休みなのに対して、小中高生たちは新学期を迎えた。

そして、最近の藤守家の話題は運動会&体育祭である。

小春
「お姉ちゃん、私たちの学年はダンスをするんだよ。」

太郎
「僕はリレーの選手に選ばれました。」


「すごいじゃないか、太郎。」

泪に頭を撫でられてどこか自慢げな太郎。

公平
「俺もリレーは選ばれると思う!それに中三は組体操があるんだよ。」

太郎に対抗するように公平が話始める。

運動の得意な公平の意気込みが伝わる。

賢史
「俺らはまだ決まってないけど、今年もリレーの選手はやらされるんやろうな。」


「賢史くんは陸上部だもんね。みんな期待してるよ。」

アニ
「お前は何に出るんだ?」


「まだ決めてないです……」

少し運動の苦手な翼の声は小さい。

誠臣
「諒は決まったか?」


「出たくない……」

人混みや衆人の視線が苦手な諒は顔色が悪い。


「そういう誠臣は決まってるの?」

誠臣
「まだですが、リレーには出ることになると思います。」

それぞれがリレーの選手をするのは藤守家では毎年のことである。

アニ、泪、葵もリレーでは大活躍だった。

そして、家族全員で応援に行くのも毎年の恒例行事だ。


「今年は私もお弁当作るの手伝うね。」

誠臣
「助かるよ、翼。」

小春
「運動会、楽しみだね。」

太郎
「そうですね。」


9月といえば運動会!

皆さん、よろしくお願いしまーす。

ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇

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09/08(Tue) 17:49
〜高校生編・体育祭〜
小春



「はあ……」

藤守家での夕食後、誠臣、太郎と小春とともに後片付けを終えた翼は、浴室に向かいながら、無意識に溜め息をついていた。

体育祭か……


「はあ……」

すると、翼の溜め息に応えた声がある。


「疲れたか?」

タイミング悪く、脱衣所から出てきた泪に溜め息を聞かれてしまったらしい。


「悪いな。明日は俺と葵が当番だから」

大量の食器洗いで疲れたと思われたのだろうか。

翼は急いで、首を横に振った。


「あ、ち、違うんです。洗い物なんか、全然平気です」


「?……じゃあ……」

何で、と言いたげに口を開いた泪は、だが、声に出す前にその理由に思い至ったらしい。


「体育祭か?」


「……泪さんは、いいですよね。運動神経抜群だもん」


「はは、代わりに家事がまるっきりだけどな」

確かに、と思ったら、自然と笑ってしまった。

ぽんぽん、と、泪の手が翼の頭を撫でる。


「そうやって笑ってろ」


「……でも、せっかくみんなが応援に来てくれるから、がっかりさせたくないし……」

なんだか父親に撫でられているような感覚に、自然と、翼は愚痴るような甘えた口調になってきた。


「いいとこ見せなきゃ、なんて思う必要は無い。お前に出来る精一杯でいいんだ」


「泪さんは、いいとこ見せようって思わないんですか?」

翼は少しうつむいて、唇を尖らせた。


「俺は、自分が納得出来る結果を出せれば……」

そこまで言って、泪は不意に、じっと翼を見つめた。


「いや……それは、思うさ。むしろ、いいところだけを見せたいと思う、けど」


「?」

急にしどろもどろになる泪を見上げて、翼は首を傾げた。


「でも、その、俺は、一生懸命なお前を見るのが好きだから。ああ、いや、お前は、違うか?何でも出来て、いつでも一番の奴しか、応援したくないか?」


「そんな事ない」


「だよな!」

泪が破顔一笑する。

翼はどきりとした。


「だから、な。そんな顔をするな。ちゃんと前を向いて、胸を張って歩け」


「泪さん」

小さい頃から、この人に、何度も言われてきた言葉。

そのたびに、下を向きかけていた自分に気がついて、顔を上げる。

するといつもそこには背の高い彼がいて、自分を見守ってくれているのだ。


「ん」


「私、頑張ります」


「うん」


「だから……」


「うん?」


「……」


「……?……」

翼は、息を吸い込んだ。


「頑張ったら、わ、わたし、と…………デート、してもらえますか?」

 

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