〜掲示板ひだまり≪リレーSS『アブナイ☆恋のウェディング・ベル』2023/3/19更新!≫〜
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07/07(Sun) 11:48
こんにちは〜
とも
〜小野瀬ラボ〜
ラボで仕事を始めてしばらくすると、太田と細野が戻ってきた。
太田
「わぁぁ、すみません!応援に来ていただいてるお二人に先に仕事をさせとくなんて!」
細野
「ホントにすみません!」
ペコペコしながら入ってくる二人に翼のポケットにいた小野瀬は苦笑した。
櫻井
「いいんですよ。小野瀬さんが戻るまで大変なんですから。あ、こちらの分析終わりましたんで、見てもらえますか?」
細野
「わかりました」
櫻井
「じゃあ、私はコーヒーを淹れてきますね」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翼が給湯室から戻ると、細野と太田は難しい顔をして考え込んでいた。
櫻井
「あの、何か間違ってるところでもありましたか?」
太田
「いえ、大丈夫です。むしろ完璧です。ただ…」
細野
「この書類、いつも櫻井に作ってもらってるのと少し違うような気がしまして。まるで御大が作ったような…」
櫻井・小野瀬
「!?」
そう。二人には見えていないが、そこに小野瀬はいる。もちろん翼に指示を出して作らせたのだが、こんなところで気づかれるなんて。
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07/07(Sun) 18:29
暑い(;´Д`A
清香
ベランダ掃除したら汗だくです。
「「まずい」」
翼と小野瀬だけではなく、小笠原とミニ穂積の動きが一瞬止まった。
いつの間にかポケットの中にいるのが当たり前になっていて、そこから指示を出す側も受ける側も気がつかなくなっていたのだ。
泪
「潮時だな。」
忘れ物をしたと言い、ギクシャクしながら小笠原と捜査室へと戻ると、ドッと疲れが出る。
机に突っ伏す翼の頭を撫でる小野瀬の隣に立ったミニ穂積がいつに無く真剣な顔立ちで言った。
泪
「小野瀬が小さくなってから、もう3日目だ。インフルエンザと言って休んでいるが、あと数日で出勤しなくちゃいけなくなる。」
小野瀬
「もちろん分かっているさ。」
戻らなくちゃいけない。
もちろん、元に戻りたい。
その気持ちは十分にあるつもりだ。
しかし。
元に戻れば、彼女との関係はどうなってしまうんだろう。
穂積は彼女に好意を抱いている。
同じように俺も彼女に好意を抱いている。
でも、彼女はどうなんだろう。
彼女の心が少しずつ俺に傾いてきている気はした。
でもそれは、俺が小さくなって不便をしているからこうやって世話をしてくれているんじゃないか。
ミニ穂積は明智に懐いているから、ただ単に対抗意識を持っているだけなんじゃないか。
もし、元に戻った時に、元々『捜査室の父親」として距離が近かった穂積を彼女が選んだとしたら…?
果たして自分はどんな顔をすればいいんだろう。
『桜田門の光源氏』とまで言われるくらい、数えきれないラブゲームを繰り返してきたのに、いざとなったら何も役に立たないなんて。
いっそ、このまま小さい小野瀬でいれば、彼女の側にいられるんじゃないのかな。
自分勝手な思いばかりが小野瀬の頭を駆け巡る。
翼
「…小野瀬さん?どうしました?」
翼に声をかけられて、やっと小野瀬は彼女がすぐ側まで来ていることに気がついた。
小野瀬
「ううん、何でもないよ。」
本心を隠すようにニコリと笑って首を横に振ると、隣に立つミニ穂積には真剣な眼を向ける。
小野瀬
「お前、自分がどうやって生まれたか覚えているか?」
泪
「いや、気がついたらベッドの上だった。」
小野瀬
「だよなぁ。俺も気がついたら小さくなってた。」
なんの記憶も、誰の目撃証言も無いのなら、そこから辿るのは無理だろう。
小野瀬
「小笠原、何か元に戻る手立てを見つけられないか ?」
カチカチとパソコンを操る小笠原に声をかけると、すぐにナナコを見せてくれた。
小笠原
「今やってる。でも、現実世界で小さくなった人を大きくしただなんて事案はどこにもないよ。ドラえもんの世界だけだ。」
小野瀬
「そうか…」
翼
「水をかけたら大きくなるとか?」
小野瀬
「植物や乾燥ワカメじゃないんだから。それに水をかけて大きくなるなら、昨日お風呂に入った段階で元に戻ってるよ。」
翼
「ですよね…。」
しゅんっとする翼の頭を小野瀬が撫でていると、ミニ穂積がニヤリと笑う。
泪
「じゃあ、興奮したらデカくなるとか?」
小野瀬
「あのなぁ、俺は海綿体じゃないから。膨張しないから。」
泪
「えっ、お前ならそれでもおかしくないけど。」
小野瀬
「どんなだよ。それに海綿体ならしばらくしたらまた縮むだろうが。」
泪
「あっ、そうか。」
ケラケラ笑う二人に小笠原が嫌そうな視線を投げかけた。
小笠原
「あのさぁ、下らないこと言ってないで真剣に考えてる?」
泪
「あとは打出の小槌か。」
小野瀬
「振ると大きくなるやつ?」
泪
「タコ殴りにしたらデカくなるんじゃねぇか?」
小野瀬
「デカくなる前に死ぬだろ、それ。」
小笠原
「……。」
決定的な案が出ないまま、時間だけが過ぎていったのだった。
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07/07(Sun) 20:44
ともさん、清香さん、ありがとうございます♪
小春
〜終業時刻、捜査室〜
細野・太田
「あの」
ノックの音の直後に扉が開いて、小野瀬と穂積のバカな会話に気をとられていた翼と小笠原は驚いて飛び上がった。
翼
「は、ははいっ?!」
細野・太田
「小笠原さん、櫻井さん、今日もお手伝いありがとうございました。お疲れ様でした」
細野と太田が、揃って丁寧に頭を下げてくれる。
その隙に、小野瀬とミニ穂積は素早く机の陰に隠れた。
細野
「御大がいなくてどうなるかと思ってましたが、お二人のお陰で、業務に支障が出ずに済んでいます」
翼
「いえ、とんでもない。鑑識作業をされているのは細野さんたちですもん」
翼が謙遜すると、太田がぶんぶんと手を振った。
太田
「でも、自分たちは作業に手一杯で、他の事に手がまわりませんから。小笠原さんが結果を報告書にしてくれたり、櫻井さんが準備や片付けをしてくれて、すごく助かるんです」
ニコニコしながら、太田はいつものように一人で汗をかいている。
細野は逆に、上着を一枚羽織った。
細野
「警報も注意報になりましたし、そろそろ捜査室の皆さんも帰ってくるでしょう?電車も動き出したし、僕たちも帰ります」
小笠原の携帯に電話がかかってきたのを機に、細野たちはもう一度丁寧にお辞儀をして、去っていった。
翼
「……あんないい人たちに隠し事だなんて、やっぱり、よくないですよね」
小野瀬
「そうだね。……一日も早く、解決しないと」
小野瀬は真顔に戻って、頷いた。
そう、何もかも、元に戻ってからだ。
細野たちの背中を見送っている翼を見ながら、小野瀬はそう思った。
穂積は、「俺の留守に手を出すなよ」と言った。
それは、穂積もまた、アンフェアな真似はしないという宣言ではないだろうか。
ミニ穂積は、「対等の立場であって欲しい」と言って、協力を申し出てくれた。
それもやはり、正々堂々と勝負したいという思いの表れに違いない。
俺が元に戻るまで、穂積は待っていてくれる。
そう信じよう。
そして、元に戻ったら。
その時は改めて、櫻井さんにも、穂積にも、きちんと向き合おう。
……俺自身の気持ちにも。
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07/08(Mon) 05:51
おはようございます。
小春
昨日はくちびるさん、ともさん、清香さん、ありがとうございました。
物語も佳境に入って参りましたね。
本日はこんな感じでスタートです。
よろしくお願いしますm(__)m
〜捜査室〜
小野瀬が、長い間の自問自答にひとまず終止符を打つ。
傍らでその表情の変化を見つめていたミニ穂積が、小野瀬をつついてにこりと笑った。
泪
「正直になれよ、小野瀬。俺に打ち明けてくれた、あの時みたいに」
小野瀬
「穂積……」
泪
「大丈夫、きっとうまくいく」
その時。
電話の為に少し離れた場所にいた小笠原が、青い顔をして、走って戻ってきた。
小笠原
「明智さんが病院に運ばれた。小野瀬さん、車、貸して」
翼
「えっ?!」
小野瀬
「どういう事?!」
泪
「明智!」
小野瀬が小笠原に聞き返すよりも早く、ミニ穂積は廊下に飛び出し、走り出していた。
小笠原が慌ててその後を追いかけ、ミニ穂積を捕まえて、走りながらポケットに押し込む。
小笠原
「今は俺の方が速いよ」
泪
「明智に何があったんだ?!」
小野瀬の方は、翼がポケットに入れてくれた。
翼も懸命に走って、小笠原に追い付く。
並走しながら、小笠原が説明した。
小笠原
「今の電話は、救急隊員からだった。明智さんは、上流から流れてきたお年寄りを助ける為に、咄嗟に川に飛び込んだらしい」
小笠原は息を整えながら、一気に喋った。
小笠原
「命綱もつけていて、お年寄りの救出はうまくいった。でも運悪く、岸に上がろうとした明智さんに流木が衝突して、それで溺れて」
泪
「……!」
小野瀬
「それで、容態は?」
駐車場の小野瀬の車に到着し、小笠原が運転席に乗り込んだ。
助手席に翼が滑り込む。
小笠原
「救急隊員が着くまで、室長が胸骨圧迫と人工呼吸を続けていたおかげで、命はある。でもまだ昏睡状態で、予断を許さない状況らしい」
穂積が心肺蘇生を行ったという事は、たとえ一瞬でも、心肺が停止していたという事になる。
翼
「明智さん……」
翼はもう涙目だ。
そしてそれ以上に、ミニ穂積の顔色は蒼白になっていた。
小笠原
「とにかく病院に急ごう」
車は一路、警察病院へと加速した。
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07/08(Mon) 07:15
おはようございます
ジュン
おはようございます。
ポケット小野瀬もいよいよ佳境ですね。
あ〜、明智さんが〜o(><;)(;><)o
今日はグフフを封印して見守ります。
〜車内〜
小笠原がハンドルを握りながら翼に声をかける。
「櫻井さん、藤守さんたちにも連絡入れて。」
その声になんとか反応した翼が藤守に電話をかける。
「お〜、櫻井?おつかれさん。」
「ふ、藤守さん、明智さんが、明智さんが…」
「ちょっ、落ち着けって。明智さんがどないしたん?」
泣き出してしまうのを必死で堪える翼は言葉が続かない。その頬を小さな手で優しく撫でながら小野瀬が携帯に向かって叫ぶ。
「藤守くん?小野瀬だよ。明智くんが…………」
「…………わかりました。すぐに向かいます。」
通話を終え、藤守は如月を振り返る。話を聞く藤守の顔がどんどん蒼くなるのを見て、如月も心配顔だ。
「明智さんが川で溺れたらしい。」
「明智さんが溺れた?それで、明智さんは?」
「とにかく、病院に行くで。詳しい話は後や!」
「はい!」
藤守と如月はタクシーを捕まえて病院に向かった。
初めて書いてみましたが…ど、ど、ど、どうでせうか!?
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