非公式☆Twitter



こちらは、アブ☆恋の登場人物たちとTwitter風に対話してみよう!という企画から始まったコーナーです。

現在は不定期更新、のはずが、ほとんど毎日更新中。

誰が登場するかはその日の気分次第です。

書き込む方は当番のキャラの呟きにツッコミを入れたり、質問したり、他のキャラを乱入させたりしてお楽しみください。

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◆ありえないだろう 



元気か愚民ども。

相変わらず不毛な妄想にうつつを抜かしてるのか?

む?

「アニに言われたくない」とは何だ!


『小さくなってポケットサイズになってしまったあなた。
 
 今日のTwitter当番さんに面倒を見てもらうとして、さてどうしますか?』


お前らが小さくなったとしても、俺は俺の神聖なる職場には連れていかんぞ。

となると、必然的に、小さいお前は俺の部屋で過ごすか愚弟に預けられる事になるであろう。

……何故そんな不満そうにしているのだ。

俺は他人の扱い方をよく知らんのだ。

ましてや小さい女の扱い方などまるで分からん。

だから、して欲しい事はちゃんと言え。

欲しいものは紙に書いておけ。

そうすれば、善処してやらんでもないぞ。

……とりあえず、飴ちゃん食うか?
 

2015/02/12(Thu) 06:43

by 藤守慶史

すっかり夜になってから。

蝶番が取れかけてガムテープで応急措置を施された扉が、音もなくへろへろと開いた。

アニ
「……待たせたな」

小笠原
「やっと来た」

見るからに疲れた姿で現れたアニの肩には、何やら小さいのがくっついている。

よく見ればそれは、茶髪ショートの女の子。

これまたポケットサイズに縮小された、泉であった。

アニ
「帰ろうとしたら、こいつがひょっこり机の中から現れて……」


「アニが早く見つけてくれないのが悪いんですー」

アニ
「朝からの美少女フィギュア騒ぎですっかり盛り上がっていた同僚たちが、こいつの登場によって一気にオーバーヒートしてしまって」

アニはげんなりした様子でソファーに腰を下ろすと、両腕を背もたれに投げ出した。

肩にいた泉が、よいしょよいしょとアニの頭に登る。

アニ
「『藤守検察官……これは、この子はマズイです!もう犯罪ですよ!』

『美少女フィギュアを机の中に忍ばせているばかりか、ロリコ●だなんて……』

『終わってます』

とか口々に言われて……「泉は2●歳だ!」と言ったらさらに騒ぎが大きくなってしまって……!」


「余計な事を言うからです」

アニ
「お前が見た目中学生だからだろうが!」


「ロリ美少女のフィギュアを持ってるだけでアブナイのに、リアル感の増す年齢設定なんか付け加えてしまうから変態度がUPしたんです。変態」

アニ
「二度言うな!……おかげで、皆を説得するのにこんな時間までかかってしまった」


「説得ではなく弁解です。そしてそれは状況を悪化させただけだと思いますけどね。明日からもう出勤出来なくなるといいよ。そして私の嫁になるといいよ」

アニ
「本当に口の減らない……」

そうこうするうちに、冬子とジュン、エミと澪も、ソファーに座っているアニの身体に乗ってくる。

全員
「アーニさん、帰りましょ」

普段のサイズの彼女たちがこんな事をしたら大変だが、意外にも、小さい彼女たちにアニは優しい。

一日かけて耐性をつけたのだろうか。

アニ
「……そうだな、帰るか」

全員
「はーい」

アニ
「今日だけだからな!」

全員
「はーい!」


こうして、ジャケットの左右ポケットや胸ポケット、ズボンのポケットにも女の子たちを詰めて、アニは帰っていったのだった。

藤守
「……兄貴、もしかして今日が人生最大のモテ期なんと違うか……?」

兄の背中を見送りながら涙ぐむ弟の呟きは、アニには届いていなかった……

 

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by 冬子

アニさんにおいていかれた直後はしくしく泣いていた冬子。ご飯を食べさせてもらったり、小さなお仲間が増えたりしている間にすっかり元気になってしまった。

でも、今日くらいはアニさんと一緒がいいなあとお迎えを待つ冬子。気がつくと舟をこいでいる。小さな体は疲れやすいみたいだ。

何かが体にかけられる気配ではっと目が醒める。

「ごめん、起こしちゃった?」

小笠原さんが自分のハンカチをかけてくれていた。

「私寝てたんですか?皆んなは?」

「澪さんは小野瀬さんのラボの見学、ジュンさんとエミさんは藤守さん、室長と夜食の買い出しに行ったよ」

夜食か……、もう食べられないかも。ぽこんっとなったお腹を冬子が小さな小さな手でなでていると

「夕ご飯、たくさん食べてたもんね。お腹痛くない?」

小笠原さんがかすかに微笑みながら、心配してくれる。

ちょっと頬が赤くなる冬子。

「あの、もしかして、私の面倒見るために残業になったとかですか?」

「違うよ。警察の仕事は24時間営業。いつも誰かが働いてる。冬子ちゃんは気にしなくていいんだよ」

「でも、アニさん遅いですね」

「まあ、あの人の仕事も忙しい仕事だから」

冬子にハンカチをかけなおすと、小笠原さんはナナコに向かってやりかけの仕事を始める。

翼ちゃんが小笠原さんのそばにおいてくれた、冬子用クッションの上で小笠原さんの横顔を見ながら、アニさんも大変なんだな、夕飯は食べたのかな、まさかお迎え忘れて帰っちゃったとかじゃないよなあ、等々考え事にふける夜中の冬子なのでした。


↑↑も〜、アニさん迎えにこないから、小笠原dayになっちゃったじゃん。

早くお迎えプリーズ

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by ジュン
ジュン
「慶史さん、そろそろ迎えに来てくれるかなぁ?」

冬子
「そろそろお仕事終わるよねぇ。」

エミ
「私はもう少しこのままでもいいけど。」


「私も。」

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by 藤守慶史

アニ
「む!」

エミを預けるべく、毎度のように捜査室の扉に手をかけたアニは違和感を感じた。

鍵がかかっている!

アニ
「くぉら穂積!ふざけるなあっここを開けろーー!」

穂積
「ふざけてんのはアンタでしょうが!」

ミシミシと拮抗した音を立てている扉の向こうから、その部屋の主であるオカマの怒鳴り声が返ってくる。

穂積
「ウチを何だと思ってんのよ!」

アニ
「穂積!頼む、あとひとり、一人だけでいい!こんな小悪魔系を連れて職場に帰ったら、明日から出廷出来ん!」

穂積
「流れ的にそいつはワタシが預かる事になるのよ!」

エミ
「しつちょー

バキ!

穂積
「あっ!」

アニ
「穂積頼んだぞ!」

穂積
「アンタ覚えてなさいよ!」

エミ
「しつちょー

アニ
「帰りに寄るから!」

穂積に飛び付くエミを後に、アニは検察庁に駆け戻るのであった……

 

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by エミ

フィギュアサイズの美少女も三人目ともなると、さすがに周囲の視線が痛い。

「あ、あの、藤守検察官、お取り込み中すみませんが……」

うなだれるアニの元へ女性職員が近付くが、決してアニと視線を合わせようとしない。

資料を提出し忘れている、と言われ鞄の中を見たが、どうやら自宅に忘れてきたらしい。…否、正しくは、鞄に潜り込んだ冬子が、隠れる場所を確保するために鞄から放り出したのだが、アニはそれに気付かなかったのだ。




ガチャ――


「……は?」


玄関ドアを開けたアニの目に映ったのは、ガン●ラ達による人間ピラミッドのお出迎え。


そのテッペンで、

エミ
「やっほ〜♪」

小さいエミが手を振っている。

アニ
「なんて日だ!」

エミをジャケットのポケットに突っ込み、資料を持つと、職場へ戻る前に捜査室へ駆け込むアニであった。

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by 藤守慶史

♪せーんろはつづくーよ、どーこまーでーもー……♪

藤守
「なんや兄貴」

ジュンを胸ポケットに入れて外回り中の藤守の元に掛かってきた電話の相手は、アニ。

アニ
『貴様今どこにいる』

藤守
「えーと、千代田区。小野瀬さんのお使いや。もう帰るで」

アニ
『ちょうどいい、検察庁に寄って、小さい澪を連れて警視庁に帰れ』

藤守
「えっ、今度は澪か?……『藤守検察官、次はスレンダーな長身美女ですか。フィギュアのご趣味がバラエティに富んでますね』かなんか言われたん?」

アニ
『愚弟貴様、穂積の部下になって、悪魔の千里眼を身に付けつつあるのではなかろうな?』

藤守
「図星なんかい」

アニ
『とにかく来い、そして澪は小野瀬に預けておけ。帰りに寄るからな!』

藤守
「ふざけんなくそ兄貴!あっ、電話切られた!そして着拒!!」


アニ
「そういうわけだ、澪。小さいお前が机の上にいると、周りの視線が生温くなるうえに気が散って仕事にならん。小野瀬のところに行け」


「私、本当に真面目にアニさんのお仕事見学したいのに(泣)」

アニ
「澪……」


「でも小野瀬さんのところなら行きます♪」

アニ
「お、おう……」

 

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by 澪
こんにちは、アニさん。

えっ、ガン○ム部屋へ置き去りか藤守さんのとこですか。
冬子さんもジュンさんも検察庁から捜査室へ強制送還しちゃうなんて。みんなきっと職場では大人しくしてますよー。
じゃあ私も。


ジュンさんまでも捜査室に放り込んで、再び検察庁に戻ってきたアニさん。
やっと席につくと、アニさんの目の前、デスクの上にちょこんと座りニコニコ笑う澪が。

「何でや……」
二度の捜査室との往復で疲れて、最早驚きもなく項垂れるアニさん。思わず関西弁が。

「大丈夫です、大人しくしてます。お仕事見学させてください」

澪はアニさんの検察庁でのお仕事に興味津々。じーっと見つめてお願いします。

さあ、三度目の正直で置いてもらえますか〜?

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by 藤守慶史

アニ
「ふーむ、今度はジュンか。冬子よりは大人しそうだが、さて、どうするかな」

ジュン
「おやつくださいー」

アニ
「おやつ?ちびっこのくせに生意気な……えーと、小さい菓子なら駄菓子屋だな。……さくらんぼ餅なら食えるか?」

ジュン
「もぐもぐ」

ポケットをぽんぽん叩きながら、とりあえず検察庁に戻るアニ。

しかし、先ほどの冬子の例があるために、同僚たちの視線が厳しい。

「藤守検察官、なんですかそのポケットの不自然な膨らみは?」

「おまけになにやら不似合いな甘い香りがしますね!」

アニ
「わー!」

同僚たちに捕まり、あっというまにポケットの中のジュンを見つけられてしまうアニ。

「ま、またしても美少女フィギュア?!」

「しかもさっきとは違うタイプの、これは、まさかの『妹キャラ』?!」

アニ
「誤解だーーーー!」


バターン!!


穂積
「こらアニーーーー!!」

アニ
「帰りに寄るからな!」

穂積
「二度と来るなーーーー!!」

……こうして、ジュンもまた捜査室に放り込まれたのであった……

ジュン
「しくしく」

藤守
「泣くなジュン。とりあえず金平糖買うてきたから食えや」

ジュン
「賢史くん……

 

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by ジュン
慶史さん、こんにちは。

冬子さんは捜査室に預けられちゃいましたね。
じゃあ、私はどうでしょう?

捜査室に冬子さんを預けて検察庁に戻った慶史さん。
すると、ジャケットのポケットがモゾモゾと動いて……

「ぷは〜」とジュンが出てきます。

「……」2度目ということで冬子さんほどの驚きはない慶史さん。

「なぜ、愚弟でなく俺のところにいるのだ、ジュン。」

「今日は慶史さんの当番なので。」

「……」

頭をかかえる慶史さんにジュンは小さなメモを手渡します。

『ちゃんとお世話してくださいね。そろそろおやつが食べたいです。』

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by 藤守慶史

アニ
「やい警視庁の愚民ども!」

ばーーーん!

捜査室の扉が凄まじい悲鳴をあげて壁に叩きつけられる。

穂積
「アニ!壊れたら弁償させるわよ!毎度毎度ノックもせずに、うちの扉を乱暴に開けるんじゃないわよ!!」

アニ
「あー、うるさいうるさい。それよりコイツを引き取れ」

アニがぶんっと振った右腕の先には、ぶら下げられた小さな冬子。


「あっ冬子さんだ!可愛い!ぷにぶに!」

駆け寄る翼に向かって、アニは冬子をぽいと投げた。

慌ててそれを両手で受け止め、抱き締める翼。

明智
「大丈夫か、冬子」

助けられた先の翼に笑顔でもみもみされ、悶絶している冬子を、今度は明智が指先でつまみ上げて救い出してくれた。

藤守
「兄貴、冬子を粗末に扱うなや!これでも女の子なんやで!」

冬子
「そうなんやでー」

アニ
「やかましい!」

藤守の応援に力を得て言葉尻を繰り返す冬子に、アニの雷が落ちる。

アニ
「こいつが、鞄に隠れて俺の職場に潜り込んだおかげで、俺は、

『藤守検察官、ガ●プラだけでもイタイご趣味だと思っていましたけど、まさか美少女フィギュアとは……』だの、

『しかもそれを鞄に入れて職場まで持っていらっしゃるとはいよいよ重症』だのと、さんざん陰口を叩かれてきたのだぞ!

この俺様の知的でクールなイメージががた落ちだー!」

小笠原
「そもそも誰もそんなイメージ持ってなかった事が、言われようで明らかだけどね」

アニ
「うるさいぞメガネ!とにかくコイツは置いて行く!さらばだー!」

バターン!!

が、すぐに再び扉が開いてアニが顔を出す。

アニ
「愚弟!ちゃんとソイツの面倒をみろよ!」

藤守
「ふざけんなボケーーー!」
 
アニ
「帰りにまた寄るぞ!」

穂積
「二度と来るんじゃないわよ!あと、冬子を連れて帰りなさい!」

アニ
「さらばだ!」

バターン!

全員
「……」

明智
「冬子、とりあえずベビ●スターラーメン食べるか?」

冬子
「うっうっ……ポリポリポリ」

 

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