非公式☆Twitter〜2000



こちらは、アブ☆恋の登場人物たちとTwitter風に対話してみよう!という企画から始まったコーナーです。

現在は不定期更新、のはずが、ほとんど毎日更新中。

誰が登場するかはその日の気分次第です。

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非公式☆Twitter2001〜
 
◆小野瀬さんと年末年始〜番外編「新年も彼といっしょ」より〜 


小野瀬さんは、上司から初詣警備への協力を命じられた、と溜め息をついた。

現在も事件を抱えて忙しく、既に5日間泊まり込み、2日間徹夜だというのに、年末年始まで…。

私は小野瀬さんの身体が心配になってしまう。

それでも、久し振りに帰宅した小野瀬さんは、私の膝枕で、疲れた顔を綻ばせた。



「ねえ、きみさえよければ、正月明けの休みに、一緒に温泉旅行に行かない?」



「はい、行きたいです」

小野瀬さんは起き上がると、私に向かって笑みを浮かべた。

小野瀬
「よし、決まりだね。来年は、まず俺と温泉旅行。約束だよ」

頷く私に、小野瀬さんの温かいキスが降り注いだ。

小野瀬
「きみの好きなところに連れていってあげるね」

小野瀬さんは耳元でささやきながら、包み込むような口付けを落とした。


*****


大晦日。

小笠原さんと組んで神社の初詣警備をするはずの私は、まだ、捜査室にいた。



「あの…小笠原さん?」



「ナナコで神社付近の監視カメラの映像を確認してる。

わざわざ現場に行かなくても、こちらから映像で参拝客を監視し、神社にいる人員に指示を出せば早いだろ」

「…なるほど。さすが小笠原さんですね」

小笠原
「少し考えれば、すぐ分かる」



「小笠原!」



室長の怒りに触れ、私たちは結局神社で警備することになった。

小笠原
「……」

「……小笠原さん、まだ拗ねてるんですか?」

小笠原
「拗ねてない」

そう言いながらも、小笠原さんのほっぺは膨れている。

(その顔、拗ねてますって)

苦笑する私に、小笠原さんは顔をそむけた。

それにしても、すごい人混み。

人嫌いの小笠原さんには辛いはずだ。

体調を崩されたら気の毒だから、無理しないようにと言ってみたけど、小笠原さんは、私だけにやらせるわけにはいかないと言い張った。

小笠原
「人の少ない所を歩けば、問題ない」

「あの、人の少ないところじゃ、警備の意味がないんじゃ……」

小笠原
「人の少ないところには、酔っ払いや不良が溜まりやすい」

「あ……なるほど」

納得する私を置いて、先に歩き出す小笠原さん。

私は、慌てて後を追いかけた。

それから私たちは、あくまでも人の少ない場所を警備。

そこに酔っ払いがいれば救護室に運び、若者たちを取り締まっていった。

だけど、境内に近付くにつれて、徐々に人が多くなってくる。

小笠原
「……こんなはずじゃなかったのに……」

計算違いのことに、小笠原さんの顔色が悪くなっていく。

「やっぱり戻りましょう。蒼ざめてるじゃないですか」

小笠原
「ごめん……」

「すみませーん。通してくださーい」

声を上げながら、小笠原さんを連れていく。

けど、逆走する私たちに、参拝客は優しくない。

「お、お願いします。少し通して……っ!」

小笠原
「……吐きそう……除夜の鐘が聴こえる…」

「もう鐘なんて鳴ってないですよ!頑張って!」

人混みに飲まれて警備どころじゃない。

私は、真っ青な顔の小笠原さんを抱え、救護室へ向かった……。

*****

続きはまた後で… 

2016/01/11(Mon) 09:43

by 冬子

小野瀬さんと星の見える露天風呂!

そして「俺もきみだけのもの」って、カーッ 幸せですねっ

翼ちゃんの恥じらいっぷりなら、いつまでも初々しい彼女、妻なんでしょうね。

決して将来、風呂上りに素っ裸でドスドスと歩くなんてことはないに違いないっ


そして、小笠原さん、可愛そうに。

冬子も人ごみってちょっと苦手……

これがバーゲンとかだと全然平気なんですけどね。

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by ジュン

こんにちは。

んもう、小野瀬さんたら新年からエロいんだから(〃∇〃)

読んでるだけで小野瀬さんのフェロモンにのぼせてしまいそう。

雑踏警備は大変だけど、こんなご褒美があるなら頑張れちゃいますね。

[コメント編集]

by 澪

こんにちは。

(*** ´ д ` ***)

翼ちゃん、小笠原さんとの初詣警備は大変だったようですが、小野瀬さんと温泉旅行に行けるなんて、、

新年早々幸せですね〜〜(* ´ д ` *)はぁ

うんうん卓球はお約束ですよね。

もし勝ったら翼ちゃんは小野瀬さんに何を聞いてもらうつもりだったんでしょう?

せつなさんのおっしゃる通り、確かに葵呼びなら…(笑)

いやでもやっぱり明るい場所っていつまでも恥ずかしいですね(〃´・ω・`)ゞ

私は小野瀬さん呼び派なので葵呼びの状況があまり想像できない(笑)

あ〜〜、でも貸切露天風呂で小野瀬さんと……

翼ちゃん羨ましい〜〜〜〜〜(* ´ д ` *)

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by 狂喜乱舞のせつな

どわ〜〜;Σ(・ω・ノ)ノ!
書き込みしたとたん、待望の続きが出てきてびっくりしたせつなです。

小春さん、私の願望行動が見えてるんですねさすがです(笑)



それにしても!!!

エロい!!!!さすが、小野瀬さん((((≧///≦))))

最初は卓球で勝負って・・・、どんだけ卓球スキなんだって突っ込みそうになったけどw
おそらくアニの影響でしょうね"(-""-)"


『小野瀬さんは満足げな笑みを浮かべ、私の身体にキスを落とす。

「やっぱり、温泉にしてよかったな。見たことないきみの姿を、また見られそう」』


( ° ¡¡ °)・:∴ブハッ

露天風呂で星を見ながら小野瀬さんとイチャコラなんて、

ワタクシ、今すぐ翼ちゃんになりたーーーーーーいいいいいいっっ

羨ましすぎる〜〜(ノД`)・゜・。

ジグノ様ったら、こんなエロ出し惜しみしなくていいのに
是非、EHに加えて欲しかったわなぜにせろびーなのかっっ!!!

・・・ついでに、「葵」って呼んでる時期なら、一緒にお風呂くらいなんでもないはずだけどーって毎回思うのもお約束ですがw←しつこい


小春さん、UPしてくださって、本当に本当にありがとうございました(*´▽`*)

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by せつな
うわ〜〜w 番外編「新年も彼といっしょ」小野瀬さんのターンだっっ((((≧///≦))))


お約束のように小野瀬さん出動命令が出るのはね、きっと室長が上層部に仕込みをしてるんですよ(V)o¥o(V)愛だな〜w

年末に約束するシーンもすでに色っぽい( *´艸`)
温泉旅行も、うっすらピンク色の予感(∩´∀`)∩
だって、本家サマったら携帯番外編では、結構エロ出していらっしゃるんですものー(*小野瀬さんの「お見合い大作戦」参照←小春さんおススメw)

続きを正座して待ってますm(__)m


それにしても、小笠原さんの雑踏警備、お約束すぎる〜^^
遠隔操作っていいアイディアだと思うよでも室長は絶対許さない的な。

小笠原さん!小野瀬さんのためにも頑張ってくださいね!!!←

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by 櫻井翼

年が明けて、ようやく、小野瀬さんと一緒のお正月休み。

私たちは約束通り、温泉旅館に泊まりに来ていた。

小野瀬
「朝から出たのに、もう夕方かあ」

「でも、夕飯まではまだ時間があるね」

小野瀬
「そうだね。近くを散歩するか…それとも、どう?卓球でもする?」

言われてみれば、旅館の一角に卓球場があった。

小野瀬
「せっかくだから、何か賭けて」

「面白そう。でも、何を?」

「俺と一緒に貸切り風呂、では嫌?」

もう子どもでもないし、嫌じゃないけど、恥ずかしくて、頷けない。

「だって……明るいところで裸なんて……」

「今更でしょ。俺はきみの隅々まで、見尽くしてるのに」

「そんな……改めて言わないで」

火照る顔を両手で隠してうつむく私を見つめ、小野瀬さんは小さく笑った。

「仕方ないなあ。じゃあ、賭けの賞品はそれだね」

「え?」

「俺が勝ったら、一緒に温泉に入る」

「え!?」

「きみが勝ったら、何でも言うこと聞いてあげるよ。…そうだ、点数も、10点おまけしてあげる」

10点もハンデをつけてくれるなら、もしかして、私でも勝てるかも。

そしたら、小野瀬さんが何でも私の言う事をきいてくれる…

「どう? 勝負する?」

「やります!」



その結果……。

小野瀬
「早くおいで」

「ううう…」

結果はボロ負け。

私は、恥ずかしいのを我慢して、小野瀬さんと一緒に温泉に入ることになった。

「ほら。露天だから、星がよく見えてキレイだよ」

「ううっ」

どうしても行けない私を、小野瀬さんの手がそっと引っ張った。

小野瀬さんの強引さに胸を掴まれ、気がつけば湯船の中。

でも、促されて空を見上げれば、本当に、綺麗な星空が広がっていた。

「きみを旅行に誘って、本当によかったよ。仕事の疲れも吹っ飛んだ」

幸せにしてもらったのは私の方。

私は胸がいっぱいになって、小野瀬さんの手を包んだ。

「きみは優しいね」

「優しいのは、葵にだけ……だよ」

その感触に笑みを浮かべると、小野瀬さんの顔が近付いてきた。

「それは嬉しいな。きみは俺だけのもの、ってことか」

「うん。葵だけの、私」

「なら、俺だって一緒だよ。俺も、きみだけのものだ」

唇が触れた瞬間、そこから別の熱が広がっていった。

水音を聞きながら、更に深く口付けを交わす。

身体が密着し、熱が波紋のように広がるみたい。

(ボーッとして……何も、考えられない……)

キスに酔っていると、小野瀬さんの手が腰に回された。

「ぼんやりしてると、湯船に沈むよ。…そんなになるほど、気持ちよかった?」

「あの……その……」

バレてたのが恥ずかしくて、何も言えない。

「隠しても分かるよ。きみは、すぐ顔に出るからね」

そんな私のおでこにキスを落とし、小野瀬さんはしっかりと抱きしめた。

「きみを、もっと感じていたい」

「……ここで?」

「ダメ?」

「……ダメじゃ、ないよ」

「よかった」

小野瀬さんは満足げな笑みを浮かべ、私の身体にキスを落とす。

「やっぱり、温泉にしてよかったな。見たことないきみの姿を、また見られそう」

そんな嬉しそうな声も、温泉の流れる音に掻き消された。


〜終わり〜

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