非公式☆Twitter



こちらは、アブ☆恋の登場人物たちとTwitter風に対話してみよう!という企画から始まったコーナーです。

現在は不定期更新、のはずが、ほとんど毎日更新中。

誰が登場するかはその日の気分次第です。

書き込む方は当番のキャラの呟きにツッコミを入れたり、質問したり、他のキャラを乱入させたりしてお楽しみください。

コメントは新しいものほど上に表示されます。

短文も匿名も大歓迎。お気軽にご参加ください。(´∇`)ノシ
 

※パスワードが空欄の場合、後からの編集は出来ません。

※編集パスワードは必要に応じてご自身で設定し、投稿時に入力をお願いします。

※番外編紹介では内容を要約していますので、セリフや文脈などはオリジナルに忠実でない場合があります。ご購買の参考程度にお楽しみください。

バックナンバーはこちらから
↓ ↓ ↓ 
非公式☆Twitterバックナンバー

2001回以降はこちらから
↓ ↓ ↓
非公式☆Twitter2001〜
 
◆月末☆ほうれんそう 


 ここはのどかなソウサシツ浜。

 遠浅の白い砂浜には、おっとりした性格のツバサペンギンが、優しい仲間たちと楽しく暮らしています。



「今日は桜貝の可愛い貝殻がいっぱい流れ着いてて嬉しいな。

たくさん拾って、コウヘイペンギンさんやオガサワラコウモリさんに分けてあげようっと」

 オガサワラコウモリはちょっぴり引きこもり。

 砂浜の外れにある岩場を波が削って出来た、小さな洞窟の中に住んでいます。

 オガサワラコウモリが喜んでくれる顔を想像しながら、一心に貝殻を拾っているツバサペンギンは、まだ、気付いていません。

 自分が徐々に波打ち際に近付いていっている事。

 そして、波打ち際に、おしゃれなピアスの飾りをつけた、紺色の背ビレが見え隠れしている事に。



「おい、ちびペンギン。一生懸命、何してるんだ?」



「わあ、大きなお魚さん!」



「俺はシャチだ。これからまだまだ大きくなるぞ。それより、なあ、何してるんだ?」



「この、桜色の小さな貝殻を集めてるんです」



「ふーん。海の底にはいっぱいあるぞ」



「私、泳ぐの苦手だから、あまり深い所まで潜るなって、お父さんが」



「過保護だなあ。じゃあ、ちょっと待ってろ」

 そう言って音も無く海に潜ったシャチは、すぐに、ひと抱えの海底の砂を持ち帰り、ツバサペンギンの足元に、ざざーっと撒いてくれました。

 そこには、桜貝はもちろん、ツバサペンギンが今まで見た事もないぐらいにたくさんの美しい貝殻、不思議な色や形の石がいっぱいです。



「わあ!」



「気に入ったか?」



「はい!シャチさんありがとう。お礼に、シャチさんの好きな食べ物を探して来ますね!」



「俺の、好きな、食べ物…?」

 ツバサペンギンはペンギンのくせに、シャチも、シャチが何を食べるのかも知らないのです。

 目をキラキラさせながらシャチの返事を待つツバサペンギンに、シャチは本当の事が言えませんでした。



「……とんこつラーメンかな」



「それはどんな食べ物ですか?」



「……酒でもいい」



「あっ、お酒なら、お母さんが、森のブドウで作っています」



「それでいい」



「良かった!じゃあ、巣まで取りに行って来ます!」



「ばか、そんなに急いで行かなくていいよ。今度会う時でいい。それと、俺に会う事は、親には秘密にしろ」



「?」

2017/07/30(Sun) 15:23

by ソウサシツ浜

オノセザメ
「なんだかむずむずすると思ったら…この子は誰だろう?」

フユコ
「コバンザメのフユコです」

オノセザメ
「……コバンザメって、普通はもっとこう、平たいと言うか…」

フユコバンザメ
「フユコ、やっぱり丸いですか?」

オノセザメ
「…いや!なんでもないよ気にしないで!…それより、どうして俺にくっついてるの?」

フユコバンザメ
「なんとなく、ここは安全かなーと思いまして」

???
「ははは、『窮鳥懐に入る時は猟師もこれを赦す』だね」

フユコバンザメ
「わあ、真っ白いイルカさん!」

スワノイルカ
「こんにちはお嬢さん。大丈夫、そこにくっついていれば安全だよ。オノセは束縛されるのが好きだからね」

フユコバンザメ
「そうなのですか」

オノセザメ
「誤解されそうな事を言うなよ…」

 こうして、フユコバンザメはオノセザメとスワノイルカに守られて、ソウサシツ浜の沖でのんびりパクパク暮らすのでした。
 
オノセザメ
「フユコさん、食べ過ぎだよ!」
 

[コメント編集]

by 冬子

ペンギンさんかわいい!

海の中は涼しそうだけど、弱肉強食だから

どんくさい冬子はすーぐ食べられちゃうかも。


身を守るためにピンクのシキヨクザメのお腹に

ずーっとくっついて泳ごうかな〜

[コメント編集]

by ソウサシツ浜

 賢史くんのビジュアルはイワトビペンギンですよね。


ケンジペンギン
「おーいツバサ、そんなとこで何してんねん……って、お前、ホンマに何してんねん!」

 大きなシャチがすぐそこにいるのに、波打ち際でのんきに貝殻拾いをしているツバサペンギンを見て、ケンジペンギンは羽根を逆立てて驚いた。

 怖いけれど、でも助けなければならないと勇気を振り絞り、ホヅミシャチの様子を窺いながら、少しずつツバサに近寄る。

ツバサペンギン
「あ、ケンジペンギンさん。このシャチさん、とても親切で優しいんですよ。お友だちになったの」

ケンジペンギン
「お友だちぃ?!」

ホヅミシャチ
「そう、まずはお友だちから始める。この意味は分かるだろうな?」

ホヅミシャチは、ヒレでぺちぺちとケンジペンギンを優しくはたいた。

ケンジペンギン 
「は、はい!」

ホヅミシャチ
「なかなか賢い。お前は俺の最初の部下にしてやろう」

ケンジペンギン
「はあ、ありがとうございます…」

ホヅミ
「それよりお前、その浮き輪は何だ?まさか泳げないのか?」

ケンジペンギン
「はあ、実は…」

ツバサペンギン
「ケンジペンギンさん!シャチさんはとっても泳ぎが上手なんですよ!教えてもらったらどうですか?」

ホヅミシャチ
「ツバサがそう言うなら特訓してやろう」

ケンジペンギン
「え?!」
 

 偶然立ち寄った浜に居着いて、着々と勢力を広げてゆくホヅミシャチ(笑)。

アケチペンギン 
「ツバサー、ブドウジュースが出来たから持ってきたぞー…」

ツバサペンギン
「あ、アケチペンギンさん」

アケチペンギン
「なっ…!ツバサ、なぜシャチと一緒に…?!」

 以下、ケンジペンギンとのやり取り参照。

アケチペンギン
「そうでしたか…俺はツバサの教育係のアケチです。よろしくお願いします」

ホヅミシャチ 
「教育係って何だ」

アケチペンギン
「家事全般です。まあ、花嫁修行と言いますか」

ホヅミシャチ
「そうか。俺のためにも頼むぞアケチ」

アケチペンギン
「はい…はい?!」
 

[コメント編集]

by ジュン

うふふ、なんだかほのぼのですねぇ(^-^)

小野瀬さんはイルカかと思ったらサメですか?

まあ、確かに女の子を食べまくってますよね。

賢史くんは何かなぁ?

何にしても浮き輪は付けてそう(笑)

室長はシャチになっても翼ちゃんにはメロメロなんですね。

ところでぶどう酒を作ってるお母さんは明智さんなのかしら?

[コメント編集]

by ソウサシツ浜

ホヅミシャチ
「俺は、ホヅミシャチだ」

 ホヅミシャチ。本当の名前はサクラダモンノアクマシャチ。成長するとさらにゴウヨクマオウシャチへと名前を変える出世魚です。

ツバサペンギン
「私、ツバサペンギンです」

ホヅミシャチ
「ツバサ。これからは、海に入る時には、必ず俺を呼べよ」

ツバサペンギン
「一緒に泳いでくれるんですか?」

ホヅミシャチ
「お前、危なっかしいからな」

 頼もしいお友だちが出来て、ツバサペンギンは嬉しそう。

ホヅミシャチ
「特に、サメには気を付けろ。ピンクのサメには近付くなよ」

 ピンクのサメとは、オノセザメ。やはり出世魚で、シキヨクザメ、クロオノセザメとも呼ばれます。

 いい匂いでとてもキレイな姿をしていますが、その魅力で海の女の子たちを引き寄せては食べてしまうのです。

ツバサペンギン
「はい、気を付けます」

 こうして、ツバサペンギンとホヅミシャチは仲良くなりました。


 まさかの掲示板雑談ネタ。

 ふたりがこの夏どんな冒険を始めるのか…皆さんの心の中で、続きを考えてみてくださいね。
 

[コメント編集]

[コメント書込]

[戻る]
[TOPへ]
[カスタマイズ]



©フォレストページ