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〜待っていたのは〜 ビーチサイドからホテルに戻った穂積たちを待っていたのは、たった今降りてきた自家用車の鍵をフロントに預ける、明智の姿だった。 翼 「明智さん?!」 穂積 「すると、こいつは」 明智? 「ふふふ、思ったより早かったですね、ムッツリ殿」 明智 「ムッツリ言うな!」 スーツ姿の明智が駆け寄ってきて、バミューダパンツの明智の手から泪を奪う。 明智 「お前、誰だ?!」 明智? 「通りすがりの海水浴客ですよ。……さて、本物が来たので退散しますが、マルガレーテ。素敵な水着姿をごちそうさま。ルイルイ、さっきの情報は本当です。どうか気を付けて。では、再見!」 翼 「あっ、消えた?!」 穂積 「あの野郎!」 明智 「櫻井、お前どんな水着姿を見せたん」 ゴツ! 明智 「痛!す、すみません!」 穂積 「くそう、やっぱりこっちが本物か……」 **** 翼 「……明智さん(引)」 明智 「ま、まてこれは冤罪だ。小春ー――!」
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