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意外と、俺になってみたいという連中が多かったな。 口では色々言いながらも、やはり皆この俺に興味津々なのだな。 ミステリアスな男でい続けてやりたいと思っているのだがな、ふふふ。 ちなみに俺だが、一日だけ誰かになれるというのなら、ここだけの話、穂積になら、なってみてやってもいい。 そして、雑用室の愚民どもの働きぶりを眺めたり、時には上司として叱咤激励したりしてやるのだ。ふふふふ。 そしてさらには、あの見習いの女を食事に誘ったりしてしまうのだ。 その際には、なんと肩など抱いてしまうわけだ。 頬を染めて見上げるあいつに、余裕の笑顔で微笑んでやったりしてしまうわけだ。 「し、室長、みんなが見てます」 だが少しも焦らず慌てず、「構わないだろ」なんて言ってしまうわけだ本日の俺は。 そしてそして、ななんと俺は、ごくごく自然にあいつを自分(注:穂積)の部屋までつつつ連れ帰ってしまうわけだ! 凄いじゃないか穂積な俺!! Σ(゜ロ゜; 部屋が汚いぞ穂積!! だがしかし俺は穂積だから気にしない。 慣れた様子で部屋の片付けをしようとする見習いの手を止めさせ、俺に向かせて引き寄せる(おお!)。 はやる気持ちを抑えきれない俺はあいつをベッドに押し倒す(おおお!)。 すると、どうした事だ。頭の奥から声がするではないか。 『アニ、そいつをちゃんと満足させなかったら、ただじゃおかねえからな!』 ちょっと待て。 ここで俺を見放すのか俺?! さすが穂積の身体。生意気で反抗的##66## 「泪さん、どうしたの?」 お前もそんな色っぽい顔して見つめて来るんじゃない! どうしたのって聞かれても、今まさにどうにかしようと思ってる真っ最中だ! どうすればいいのだ! 俺はこれからどどどどどうすればいいのだーーー?!
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