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フィギュアサイズの美少女も三人目ともなると、さすがに周囲の視線が痛い。 「あ、あの、藤守検察官、お取り込み中すみませんが……」 うなだれるアニの元へ女性職員が近付くが、決してアニと視線を合わせようとしない。 資料を提出し忘れている、と言われ鞄の中を見たが、どうやら自宅に忘れてきたらしい。…否、正しくは、鞄に潜り込んだ冬子が、隠れる場所を確保するために鞄から放り出したのだが、アニはそれに気付かなかったのだ。 ガチャ―― 「……は?」 玄関ドアを開けたアニの目に映ったのは、ガン●ラ達による人間ピラミッドのお出迎え。 そのテッペンで、 エミ 「やっほ〜♪」 小さいエミが手を振っている。 アニ 「なんて日だ!」 エミをジャケットのポケットに突っ込み、資料を持つと、職場へ戻る前に捜査室へ駆け込むアニであった。
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