〜掲示板ひだまり≪リレーSS『アブナイ☆恋のウェディング・ベル』2023/3/19更新!≫〜
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『ある日の創作室について』
……「いつか大人になる日まで:番外編」(
いつか大人になる日まで
)
……「ポケット小野瀬」(
ポケット穂積
)
『穂積と小野瀬について』
……「アメリカ外伝3」(
アメリカ
・
アメリカ外伝・1
・
アメリカ外伝・2
)
『明智誠臣について』
……「穂積←→小野瀬」(
恋人の日〜明智編〜
)
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07/04(Thu) 09:43
ある日の創作室について 3rd
小春
おかげさまでスレッド増設。
こちらではただいま「ポケット小野瀬」のリレーSSを開催中です。
「ある日の創作室 2rd」で参加ルールとストーリーをご確認のうえ、皆様ぜひご参加くださいませ。
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07/04(Thu) 10:38
私も寝落ち。
清香
おはようございます。
今日も元気にいってみよう!
〜小野瀬ラボ〜
太田
「御大が…」
細野
「インフルエンザ!?」
予想通り朝になってもやってこない小野瀬にオロオロした細野と太田は、ラボへとやってきた穂積と小笠原、そして翼からの話に驚きを隠せなかった。
太田
「こんな時期にインフルエンザにかかるなんて…。」
細野
「御大、働きすぎでしたからね…。」
穂積
「疲れも溜まっていたんでしょう。薬を飲んで安静にしておけば大丈夫だから、そんなに心配しなさんな。」
明らかにショボくれた感を表す二人に、翼のポケットの中から様子を伺っていた小野瀬の胸が痛む。
小野瀬
「ゴメンね、二人とも。」
細野
「えっ?」
太田
「今、御大の声が聞こえた気がしたんですか…。」
慌てて口に手を当て、翼のポケットの中にしゃがみこむと、翼の胸もドキドキとしているのが服越しの鼓動で伝わってくる。
小野瀬
「…ふふふっ。」
穂積
「気のせいじゃない?それか幻聴か、小野瀬の生霊でしょ。」
『それより』と手をパンッと叩いて気を逸らすと、穂積が両脇に立つ小笠原と翼の背中をそっと押して一歩前に出させた。
穂積
「小野瀬がいない間、ウチの小笠原と櫻井を貸してあげるわ。小野瀬ほどじゃないけれど、ある程度の戦力にはなるでしょう?」
小笠原
「…む。」
翼
「よろしくお願いします。」
ぺこりと頭を下げる翼に対して、『ある程度』と称されたのが気に入らないのか、小笠原が膨れる。
穂積
「アンタはうちの子だから小野瀬ほど鑑識の仕事が出来なくていいのよ。ま、頑張って恩を売っておいてね。」
小笠原の頭をぽんぽん撫でて穂積はラボを出ていってしまった。
撫でられた頭をさすりながら空いているデスクへと小笠原もつき、早速ナナコを立ち上げて作業を開始する。元々科警研から出向しているのと、いつもラボで調べ物や居眠りをしに来ているせいか、『勝手知ったる他人の家』状態だ。
細野
「では、櫻井さんは指紋の照合をお願いします。以前やった事がありますよね。」
翼
「はい、大丈夫です。」
小野瀬のデスクにつき、パソコンの画面を見ているとシャツのポケットの中から小野瀬が翼を見上げていた。
翼
「?」
小野瀬
「見・え・な・い。」
指でパソコンを示し、声に出さずに口パクだけでそう言うと、くちびるの動きで分かったのか翼がジャケットを脱いで椅子の背もたれへとかけた。
ジャケットがなくなった事によって開かれた視界に、小野瀬はニコリと微笑み、翼も笑顔をかえす。
分からない事はたくさんあるけれど、きっと小野瀬とならやっていける。
そんな確信めいた思いが翼の心に広がっていったのだった。
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07/04(Thu) 11:34
清香さん、ありがとうございます
小春
〜捜査室〜
退屈だ。
ミニ穂積はそう思いながら座っていた。
小野瀬と違って、穂積には本体がいる。
仕事をする必要が無いし、観客のいない人形相手のプロレスにも飽きてきた。
明智が気を遣って自分の机の上に穂積を座らせ、時々、作成中の調書への助言を求めたりしてくれるが、正直言って退屈な事この上ない。
俺は何のために生まれてきたのかなあ。
真剣な表情で仕事に取り組む明智の横顔を見つめながら、ミニ穂積はそんな事を考えていた。
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07/04(Thu) 12:05
繋がるか?
清香
〜捜査室〜
今朝まで賑やかだったものの、藤守と如月は連続空き巣事件の聞き込みへ行ってしまい、小笠原と翼は鑑識へ手伝いにいってしまったので、捜査室には大小の穂積と明智だけとなってしまった。
静かになった室内にパソコンのキーボードを叩く音だけが響く。
泪
「つまらない。」
明智のデスクで打ち込まれる報告書を見ながら、ミニ穂積が呟く。
明智
「そう言われましても…。」
泪
「お前は捜査に行かないのか?」
明智
「刑事は単独行動禁止ですし、今抱えている事件の捜査は櫻井とペアになっていましたから。室長はこの後会議があるので、如月が藤守が戻ってきたら行きますよ。」
『仕方が無い』と言いたげに明智が微笑むと、ミニ穂積が座っていた書類の束からピョンっと飛び降りて、パソコン画面を遮るように立った。
泪
「じゃあ、俺がペアになる!」
明智
「えぇっ、穂積くんが…ですか!?」
名案だとニッコリ笑うミニ穂積に、いつの間にかやって来た大きな穂積も苦笑いをしている。
穂積
「悪いけど、面倒みてやってもらえないかしら?一応コイツがいれば、単独行動にはならないし。」
明智
「で、でも…」
すでに明智のジャケットに潜り込もうとしているミニ穂積を見ながら、明智は言葉を濁す。
穂積
「自分の事だから何となく分かるんだけど、みんなが仕事しているのに何も出来ない自分が歯がゆいのよ。」
明智
「室長…。」
穂積
「それに、自分達のせいでみんなの仕事が滞るのも嫌なのよね?」
明智のジャケットの上から少し膨らんだポケットを穂積が人差し指で突くと。
泪
「余計なことを言うな!!」
真っ赤な顔でミニ穂積か顔だけ出して抗議をする。
穂積
「くれぐれも人前に出るんじゃないわよ?」
泪
「んなもん、分かってる!これでも刑事だ!」
穂積
「あら、そうだった。」
笑いながら会議に行く大きな穂積の背中を見送りながら、明智とミニ穂積も捜査へと出かけたのだった。
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07/04(Thu) 14:49
エミさんからのリクエスト(今頃:笑)
小春
終業時間間際になって、明智が帰って来た。
藤守
「あっ、来た来た!」
如月
「お帰りなさーい!」
ミーティングテーブルを囲んで、翼の淹れてくれたお茶を飲んでいた全員の中から、藤守と如月が真っ先に迎えに出た。
藤守
「明智さん、お疲れ樣でした!」
如月
「お疲れ樣でした!」
目を輝かせて近付いてくる二人に、明智はくすくす笑った。
明智
「お前らの目当てはこっちだろ」
明智は笑顔のまま、二人に向かって、手に提げていた小振りのコンビニ袋を差し出した。
きょとんとしながら袋の中を覗き込んだ二人は、同時に噴き出した。
袋の中では、薄汚れたミニ穂積が笑っていたのだ。
藤守
「何でそんなに真っ黒なん?」
如月
「泥だらけじゃないですか!」
泪
「明智が、自販機の下に100円玉を落としたんだ」
藤守にティッシュで顔を拭いてもらいながら、ミニ穂積が笑う。
明智
「いいって言ったんだが、穂積くんが潜って拾ってきてくれたんだ」
泪
「ほかにも500円落ちてた」
なるほど、ミニ穂積の入っている袋の底には、数枚の小銭があるのが透けて見えている。
明智
「それで汚れたから、俺のポケットには入らないって言って。仕方がないから、コンビニの近くに落ちてた袋に入ってもらって、連れて帰ってきたんだよ」
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