〜掲示板ひだまり≪リレーSS『アブナイ☆恋のウェディング・ベル』2023/3/19更新!≫〜

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 『ある日の創作室について』

……「いつか大人になる日まで:番外編」(いつか大人になる日まで)

……「ポケット小野瀬」(ポケット穂積)


 『穂積と小野瀬について』

……「アメリカ外伝3」(アメリカアメリカ外伝・1アメリカ外伝・2)


 『明智誠臣について』

……「穂積←→小野瀬」(恋人の日〜明智編〜)


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11/28(Sat) 12:08
リレーSS専用スレッド・39
小春


こちらではリレーSS『アブナイ☆恋のウェディング・ベル』を開催しています。

人気の団地の周辺で多発する、不審な声かけ事案。

捜査室メンバーは、全ての謎を解決出来るのか?

そして、ウェディング・ベルの音とともに移り変わる恋の結末は?

早く続きを読みたい方は、勇気を出して書き込んでリレーを動かしてね!

パース!ヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○

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11/29(Sun) 06:15
小春

〜翼vision〜


なにがなんだか分からない。

どうしてこんなことになっちゃったんだろう……

捜査室に戻った明智さんは、イチゴちゃんのお店『ドルチェ&バッナーナ』での聞き込み捜査の結果を報告、室長に報告した。

つまり、店の料理の味が落ちたのは、シェフとパティシエが辞めてしまったからだということ。

そのため、困ったイチゴちゃんが、黒ずくめの青年の姿に変装して、子供や住民たちに声をかけては、食べたいものを尋ねたり、時には試食させたりしていたのだということ。

室長は、明智さんの報告を、頷きながら聞いていた。

……明智さんが、低い声で、
『問題はそこからです』と、言うまでは。


穂積
「はぁ?……オーナーに結婚を申し込まれた?!」

なんでそうなるのよ、と呆れる室長に、明智さんは、泣きそうな顔でさらに言った。

明智
「オーナーは、桃井イチゴという男性です。いや、見た目はアイドルみたいな女性なんですが!実は、男なんです!元相撲部の!そのイチゴが、俺を、いけぼでいけめんでないすばでぃだと言って!結婚したいと言い出して!」

穂積
「はあ」

藤守
「腹筋が割れてる男がタイプなんだそうですわ」


「明智さんに抱きついて離れなかったんですよ」

明智
「室長!」

明智さんの声が裏返った。

明智
「どうすればいいんですか?俺は、ただ、カフェに行って、室長のご命令通りに、ケーキを作っただけなんです!それなのに、まさか、男からプロポーズされるなんて」

声を震わせる明智さんを目の当たりにして、さすがの室長も、すまなそうな表情で立ち上がった。

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11/29(Sun) 06:17
小春

穂積
「悪かったわ、明智。ワタシのミスだわ」

明智さんに頭を下げた室長は、続けて、私にも頭を下げてくれた。

穂積
「櫻井にも謝るわ。ごめんなさい」


「そんな……」

室長に頭を下げられるなんて滅多に無いことで、私は焦ってしまう。

穂積
「明智に、カフェで調理をしてみせろと言ったのはね。そのまま潜入させて、残る不審者を洗い出そうと思ったからなのよ」

明智
「えっ?」

藤守
「幼稚園児に声をかけていたのは、子供を心配した、黒柳保育園の黒柳理事長。小学校低学年に声をかけていたのは、厨房スタッフに逃げられて悩んでた桃井イチゴ。もう、解決したんと違いますの?」

穂積
「ところが、それ以外にもいるのよ。…小笠原、リスト呼んで」

小笠原
「小学校高学年、中学生、高校生、大学生、社会人。それぞれ、別の不審者だと思われる」

如月
「そんなに?」

穂積
「だからね。カフェは情報が集まりやすいでしょう?
そこで、厨房スタッフとして明智をカフェに配置させれば、料理の味が上がって店も助かるし、我々も楽になると思ったの。
でもまさか、オーナーがそんなややこしい人物だったとはね」

明智
「そんなお考えがあっての事だったとは…」

どうやら、明智さんも納得したみたい。

穂積
「とりあえず、アンタたちのおかげで、二人の不審者については解決したわ。次の、小学校高学年を狙った不審者に関しては、藤守と櫻井のピュアコンビが担当してちょうだい」

「はい」

私と藤守さんは、声を揃えて返事をした。

穂積
「明智、気が進まないだろうけど、明日はまた、桃井の店に行ってくれるかしら」

明智
「はい。……しかし……」

穂積
「ワタシも一緒に行くわ」

明智
「室長が?」

穂積
「ええ。イチゴはワタシに任せて」

室長がにっこり笑う。

頼もしいけど、あの笑顔の時の室長は……

私は、ちょっとイチゴちゃんが心配になって、小さく身震いした。


ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○

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12/01(Tue) 15:13
小春


翌日。

『ドルチェ&バッナーナ』から帰って来た明智は、どこか晴れやかな表情をしていた。

明智
「イチゴが、室長と小野瀬さんを気に入ってくれたんだ」

如月
「へ?なんで小野瀬さん?」

意味がわからないメンバーが穂積を振り返れば、穂積は、小野瀬と顔を見合わせて溜め息をついた。

穂積
「仕方ないじゃないの。明智の腹筋と引き換えだもの、ワタシ一人の筋肉じゃ足りないでしょ」

小野瀬
「だからって、どうして俺を巻き込むかな」

小野瀬は、不機嫌さを隠そうともしない。

小野瀬
「不審者案件を解決する為じゃなきゃ、絶対に手伝わないところだよ。俺はね、染色体がXXの、本物の女性にしか興味はないの」

穂積
「ぜんぶ解決したら、何かしらのお礼はするわよ」

小野瀬
「毎回そう言われて、毎回ウーロン茶のペットボトル1本で済まされて、文句を言ったら『何かしら?』って首をかしげて言われるだけなんだ。絶対そうだ」

穂積
「分かったわよ、缶コーヒーもつけるわよ」

小野瀬
「俺が聞き分けないみたいな雰囲気出すな!」

穂積
「缶コーヒーを馬鹿にするんじゃないわよ!その気になれば藤守が手に入るお得なアイテムなのよ!」

いつものように口喧嘩を始めた穂積と小野瀬を横目に、明智が室内を見回した。

明智
「そういえば、藤守は?」

小笠原
「櫻井さんと聞き込みに出てるよ」

明智
「そうか」

イチゴの件について、結局、まだ、翼とちゃんと話せていない。

明智
(まあ、藤守になら、愚痴も言いやすいか……)

翼の誤解が解けたかどうか、少し不安はあるが、きっと大丈夫だろう。

明智はそう思い直して、とりあえず今日の報告書をまとめるため、自分の席についた。


ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○

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12/02(Wed) 10:25
ジュン


藤守
「ありがとうな。もし何か思い出したり話したいことがあったら気軽に連絡してや。」

藤守は自分の名刺を渡しながら笑顔を浮かべた。声かけの被害にあった小学校高学年の児童宅を回っていたのだ。


「声を掛けられたのは男の子ばかりでしたね。」

藤守
「そうやな。変質者なら女児に声をかけるやつが多いんやけど…。まあ、だからって変質者の線が消えるわけやないけどな。」

もと少年課の藤守は色んな子供に接するのも上手くスムーズに話を聞いていった。『さすがだな。』っと思う翼だが、どうしても聞き込みに集中できない。


(まーくん、今日はどうだったのかな?なんだかモヤモヤするな…)

昨日のイチゴの熱愛報道から気持ちがモヤモヤしたまま切り替えができない…。つい溜め息を洩らした時、ポンっと頭に手の感触があった。

藤守
「櫻井?聞いてるか?室長に連絡したら報告は明日でいいから今日は直帰してええって。」

いつの間に連絡していたんだろう?そんなことにも気付かないほど心ここにあらずだったなんて…。自分の不甲斐なさについ俯いてしまう。

藤守
「さ〜くらい、飯食いに行かへんか?」

突然の誘いに藤守さんを見上げて首を傾げてしまう。いつもは捜査室のメンバーと一緒に行くのに…藤守さんと2人で夕飯は初めてだった。

藤守
「ほら、行くで〜!」

藤守さんは私の返事も聞かず背中を押して歩き始めた。


食事の席で何が起こるのか!?それはわからない!ここでパース(* ̄▽ ̄)ノ⌒〇

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