銀新

□恋人の甘い誘惑
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目の前に差し出された銀さんのものは、根は硬くなっているものの、まだ完全に立ち上がってはいなかった。
僕は迷わずそれを手にすると、銀さんがしてくれたように懸命に舌を這わせる。
「…っ…いいよ、新八……上手だ……」
細かく舌を使って、丁寧に先端を舐める。
それに飽きたら全て口に含んで頭を上下に動かして全体的に唾を付けるように舐めあげた。
「……っ」
「…んっ、…ふっ…ぷはぁっ…」
夢中で奉仕しているうちに、いつのまにか口に含めない程に銀さんのものは大きくなっていた。
「…新八、後ろ向いて…ケツ突き出して」
言われた通り、四つんばいの状態でお尻だけを突き出す形にした。
「挿れて欲しい…?」
僕は黙って頷いた。
熱い塊が、穴にあたっているのが分かる。
「じゃぁ、お願いして?」
「っ…銀さんのが、欲しい…っ。…挿れて、下さ…っああぁぁんっ」
ズプッと音を立てて入り込んできた。
「どう?気持ちいい??」
「…んあっ、…きもち……ああんっ……もっ、とぉ………ああぁぁっ……」
銀さんは僕の腰を掴んで激しく突いてくる。
「…っあ……はあぁっ……そこぉ……ああんっ……」
「ここか…?」
探るようにして中をかき回される。
「ああぁんっ…もっとぉ…」
前立腺をこすられ、亀頭からはぽたぽたと透明な汁が溢れだしてくる。
「今日の新八はマヂでいやらしいな。やっぱ媚薬の効果はすげぇな…」
「…ぅ……えぇ…??…あんっ…」
(媚薬…??あぁ、だからこんなに…)
「…あ…ひゃぁぁっ……も、むりぃ…っ…」
「じゃ、一回イっとくか…」
「…ん、あああぁぁぁ…っ」
銀さんにバックで突き上げながら、器用に自身を扱かれて、僕はその手中に精を放った―――。




それからも、媚薬に後押しされて、ノンストップで数回、達した。
最後には二人ともばてばてになって、僕は意識を失うまで快感に酔い痴れた。

そして。目を覚ました僕は、とんでもない光景を目にした。

「えぇ!?何やってるんですか!?」
おもわず、ベッドから身を起こす。
「何って…オナニー?」
あれほどしたのにもかかわらず、まだ足りないのかこの人はっ!!…って、今回の問題はそこではない。
「じゃなくて!!こ…これって…」
僕が指差した先は、銀さんがいわゆる"オカズ"にしていたもので。
「よく撮れてるだろ?さっきのセックス」
そう。テレビ画面に映っているのは、まさしく先ほど自分達が繰り広げていたものだ。
「な…っ何で…」
「隠し撮り。最初から新八が素直に撮らせてくれるわけねぇし。ついでに媚薬も大サービス」
嬉しそうにして画面を食い入るように見つめる銀さんを横に、僕は言葉にならないほど呆れていた。
「それより、自分がやってんの見るの初めてだろ?感想はどうよ?」
「か…感想って…っ」
確かに客観的に見るのは初めてだけど…―――って。
「あの…、銀さん…?」
肩を捕まれて、軽がると押し倒される。
「さて、やるか」
そして、終わらない夜が訪れた。








end
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