old clap
□うぇいぼー
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「これ!見てよ、ソンミニヒョン!ほら、早く、こっち!」
「………なぁに、キュヒョナ?」
…僕は知っている。
このテンションのキュヒュンは危険だ、という事を。
でも、ここで無視すると余計に面倒な事になるのも知っているので、一応話は聞いてやる。
僕は目を輝かせながら手招きしてくるキュヒュンに歩み寄った。
「これ!SJのWeiboに載ってたドンヘヒョンとシウォニヒョン!」
「あ〜、ドンヘの肩にシウォナが寄りかかって寝てるやつね。」
「しかもドンヘヒョンの肩!素肌ですよ、素肌!!これって…公式が公認したって事ですよね…!?」
「う〜ん…まぁそうなるのかな〜…。」
なんだかこの後の展開想像しただけで嫌になってくる…。
どうせ、『俺らも公式で公認されたい!』とか言い出すに決まっている。
だがしかし、大人な僕は何も言わず話を聞いてやる。
「公式で公認かぁ……」
「…………。」
「ヒョン、俺らはそんな事されなくてもいいと思ってる。」
「……え、何、どういう事…!?」
………!
あまりの予想外な台詞に、僕は動揺が隠し切れない。
キュヒュンはやけに真剣な眼差しで語り始めた。
「ステージに立つ者同士が愛し合ってしまったからこそ、そんな易々と世間に公表するわけにはいかないんです。これ以上肩身も狭くなるのも嫌だし、何よりソンミニヒョンに嫌な思いさせたくないから。…あ、ELFには申し訳ないけどね…。」
「キュヒョナ…」
正直、キュヒュンがそこまで真摯に考えてくれてるなんて思ってもいなかった。
ELFのみんなには申し訳ないけど…僕の大切な人がこの人で本当に良かった……。
「というわけで…!」
「ん?」
キュヒュンは急に最初のテンションに戻った。
「二人の関係や思い出は俺らの中だけでしまっておきたいんですよね!」
「……うん。」
「だから、俺らだけの為の画像や映像コンテンツが欲しいなって……でゅふふ(ニヤリ)」
ん?
それってまさか……!?
「ヒョン、色々なプレイを動画で保存しておきましょうよ!あんなシチュやらこんな場所で悶えるヒョンを残したいんだ!」
「やっぱり…!結局お前はやらしい事しか考えてないんじゃん!」
「ち、ちが…俺ら二人の為に…!」
「お前の為にしかなってない!!」
「あ、ちょ、ちょっと待って下さいよソンミニヒョ〜ン(汗)」
「お前の事なんかもう知らな〜い!」
いつもこんな感じだから、キュミンサジンを載せたくてもスタッフさんも僕達のラブラブツーショットがなかなか収められないのだそう。
キュミンペンのみなさんごめんなさい。
うふふ〜♪