うちはナルト物語

□うちはナルト物語2
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sideナルト

俺の名前はうちはナルト。今日で3歳になる。今俺の前には……九本の尾をもつ最強の尾獣……九尾がいる

「お前が……九尾か」

「ククッ……ああワシが九尾じゃ……」

九尾はニヤニヤしながら俺を見つめる

「……不愉快だな……その眼は……」

「お主には言われたくないわい……その眼……一見普通の写輪眼に見える……が輪廻眼、白眼……両方の能力がついとる。さすがは……一雲一族の末裔……だのぅ」

一雲一族……現在では幻の一族と呼ばれ昔……初代火影柱間の時代……忍同盟が築くために創られた一族。この世すべての血族……うちはを筆頭に様々な血が混ざり出来上がった一族……だが血が強すぎたためか拒絶反応が現れ一族崩壊になった……1人を覗いて……一雲ミクモ……一雲ミクモはそれから様々なことがあり結婚し……一雲の名を捨て……波風ミクモとなった。不思議なことに波風ミクモの子には一雲一族の能力は現れなかった……

「ククッ……だが波風ミクモの孫……波風ミナトの子……ナルトお主には一雲一族の能力が濃くいま再び復活した……しかもそいつの中には……最強と言われる……九尾(ワシ)が封じ込められた……クククッ……難儀なもんよのぅ……のぉ?ナルトォ」

九尾は自信の赤い目を細め見極めるようにナルトを見つめる
「やめろ……九尾……これ以上その不愉快な目を俺に向けて見ろ……さすがのお前でも……」

“コロスゾ”

先ほどまで3つの勾玉が浮かんでいた眼は×のマークに変わり九尾を睨む

「っ……!!万華鏡……写輪眼……までも…か……」

「万華鏡写輪眼……その進化の先にあるのが輪廻眼……そしてさらに奥に入った眼……魔狂眼(まきょう)だ……」

「……輪廻眼の…先じゃと……?
これは……末恐ろしい餓鬼じゃな……」

九尾がナルトを見る眼が恐怖に変わる……

「クククッ……なに…安心しろよ九尾……いやクラマ」

「っ!!!
……ワシの…名を」

九尾……クラマの眼が絶句に見開かれる

「俺とお前は運命共同体……俺が死ねばお前が死に……お前が死ねば俺が死ぬ……貴様とは一度とて敵にはならん存在……今回ここに来たのは契約しにきままでだ……クラマ……貴様の力俺に貸せ……変わりにここに住まう許可をやろう」

「ククッ……ハハハハハハハッ!!人間風情がワシに力を貸せ?!そう言ったのはナルト!!お主が初めてじゃ!!ククッ……良かろう……ナルト……お主が言った通りワシ等は運命共同体……契約にのってやる」

「契約……完了だな」
ナルトが九尾の檻の中に入っていく……数分したあと檻の中からナルトが出てきた
×マークに一本の縦線が増えて……
 

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