うちはナルト物語

□うちはナルト物語5
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sideナルト

やぁ
毎度お馴染みうちはナルトだ。この前はまさかの出番なしだったけど……大抵俺から始まるから。ああ言うのは偶にだから
ん……?キャラ崩壊……?……何のこと?ってかあれ?俺誰と話してたんだ?

「ほらナルト集中!!
豪火球が出来たからって油断禁物だからね!!!」

「分かってるよ!!お義父さん!!!」

今は父親……サイガさんに修行をつけて貰ってる……まぁ豪火球は直ぐに出来たから体術の修行に変わったんだけど……お義父さん……病気だよね?大丈夫なの……そんなに動いて……

「ナルト!!
次が最後だ!!!」

……やっぱり……そんなに保たないだから……

「見てろよ……ナルト
お前の父……ミナトが残した術を2つ見せてやる」

……っ!!父さんが残した術……

「よ〜く
見てろよ……」

“一瞬だから”

次の瞬間黒い線だけを残しお義父さんが消えた

sideサイガ

ナルトは天才だ……それは昔っから分かってた。俺は人の才能を見ただけである程度わかる。だから間違いなくナルトはミナトと一緒ぐらいの天才だと思った……そう思っていたんだ……ナルトは天才なんてモノじゃない……だからと言って凡人でもない……ナルトは“鬼才”だ
1教えた事を10……
や100理解し100の答えを出す……スポンジのように……ってレベルではなくまるでブラックホールのようだ……だから……少し早いが……見せてやる。ミナトが……黄色の閃光が残した術を……よく見ろよナルト……一瞬だから……
そして……俺はナルトの後ろに“一瞬”で移動し小さな竜巻……螺旋丸をナルトの近くにある地面に当てようとした……その時……俺は見た。ナルトの青い目が赤くなり3つの勾玉を浮かべていたのを……そしてナルト……黄色の線だけを残して……消えた……

sideナルト

……仕方ない……こんな機会、次何時来るか分からないからな……写輪眼!!見極めやる!!!……っ!!写輪眼でも影しか見えない……だと!!だが……あんなスピードで止まれるのか……?何か……ないか?……っ!!まさか!?

ナルトは体術合戦の時サイガが投げていたクナイをみる

クナイにマーキングを施してそれを目印に……!!ック……ヤバい……っ!!……こうなったら……一か八か……やってみる…か……
ちょうどよくマーキングが施してあるクナイが遠く(サイガが立ってた場所らへん)にあるし……行くぞ!!!

sideサイガ

……っ!!俺でも2週間もかかったってのに(そ
れでも脅威的なスピードです)……粗削りとはいえ……飛雷神の術を……もしかしたら……もしかしたらこいつなら……瞬神音(しゅんしんおん)の術を……

sideナルト&サイガ

ふぅ……どうにか……成功したか……だけどかなり無駄なチャクラを使ったな……九尾の力も少し使ったし……

「お義父さん……俺今のでチャクラ無くなったよ」

「……む……そうか……なら最後に先ほどの術の説明をするか……先ずは移動した術……飛雷神の術……神速のスピードでマーキングした……まぁ俺はクナイにだな……に移動できる。傍目から見たら……一瞬で移動したかのように見える……マーキングをするのは神速で動くってのは人の身では正確に移動出来ないため印をつけて移動を楽にした訳だ……次に手の平に現れた竜巻だが……あれは螺旋丸って言う……手の平にチャクラを集中させ回転させる
そしてそれを維持して留める……それが螺旋丸だ……そしてこの2つは四代目火影……ナルトお前の父親が作り出した術であり……唯一あいつが完成できなかった術だ」

……っは?

「か…完成……できなかった……?あれだけ強力な術……なのに?」

「ああ……先ず飛雷神の術だが……もともとの名は瞬神音の術……先ほど
のスピードをマーキング無しで行い縦横自在に動き回れる術だ。そして螺旋丸は……これに性質変化をしたら完成……だったのだが不可能だった……あいつにも俺にも…な」

父さんにお義父さんも……無理だった?

「でも……お前ならできると思う……いやできる。お前なら……あいつの……」

俺の息子のお前なら……
最後の言葉を言いかけたが止めた

「いや……俺の息子なら出来る」

サイガは笑みを浮かべてナルトの頭を撫でる

「……ああ……やってやる……父さんも……お義父さんにもできなかった術……俺が完成させてやる!!!」

ナルトには珍しく暑くなっていた……

ッフ……何時もは静かな青い炎のナルトが……なによりも暑くどんなモノも燃やす赤い炎になるとは……これは……本当に完成するかも…な

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