うちはナルト物語

□うちはナルト物語6
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sideナルト

「はぁはぁはぁ……」

な…なかなか……っ…難しい……今してるのは瞬神音の術の修行……ちなみにあれから3年たってるから……はぁ……それにしても……なかなか上手くいかない
ん……?どんな修行かって……?。先ずは仙人モード&写輪眼発動モードになる……それで体が神速以上のスピードでも耐えれる(見える)様にして足にチャクラを溜める……チャクラに性質変化の風を通して螺旋丸の応用で風のチャクラを留める……曲がったり止まるときは風を利用する……理論的には出来るはずなのに……

『おい
ナルト帰らなくて良いのか……?』

気づくと夜に成ってた……って……あっ!!今日俺の誕生日だったんだ!!!だから速く勝ってこいって……ヤバい!!速く帰らなきゃ!!!

『……ふぅ
ナルトは頭良い癖に偶に抜けておるよな……』

クラマ!!分かってたならもっと早く言えよ!!

『……ナルト……それを責任転換……って言うんじゃよ……』

確かに…な。今のは悪かったな……クラ……っ!!

『どうしたんじゃ?
なる……っな……!!この……臭いは……』

ナルトはクラマのお陰でかかなり鼻が良い。だから……今回の地獄にも直ぐに気づいた……

「……っ……こんな事し
てる場合じゃない……!!」

ナルトは走り出した……自身の家に……ナルトは家に着くなりすぐさまドアを開けた

「っ!!……お義父さん!!」

何時もの家
何時もの家具
何時もの風景
何時もの臭い
……ただそこに……赤色と異臭が無ければ……

「お義父さん!!!」

赤い血を流してるサイガに近づいて呼びかけるナルト

「……まさかあのサイガに息子がいたとはな……」

突然の声……そこは先ほどまで誰もいなかった場所……そこに仮面を付けた男がいた

「まぁ……子供が1人……容易いな……」

仮面の男がナルトに近づく……あと数歩の所で止められた……ナルトの声によって

『「……か?」


ナルトの声は二重に成って聞こえた

『「…前か?」』

そして男にも聞こえる声で……

『「お義父さんを殺したのは……お前か?」』

男に訪ねた。仮面の男は一瞬何故動きが止まったのかが分からないがすぐさま動ける様になったため特に気にせずナルトの問いに答えた

「お義父さん?……ああ……サイガの事か……それなら確かに俺が殺したが?」

「『……そうか』」

俯いたまま止まるナルトにゆっくりと近づく

「まぁ安心しろ。直ぐにあえるから」

仮面の男はナルトの頭に
手を伸ばし……止まった。先ほどまでいたナルトの姿が無くなったのだ

「『ああ……安心した……これで……』」

“あんたを殺せる”

ナルトの目が何時もの青ではなく真っ赤に成っていて×マークと+マークが交わったマークが浮かびあがっていた……

「『良く見てなよ……』」

“一瞬で終わるから”

仮面の男がナルトを視界に入れた数秒後。再びナルトが消えた……黄色の線を残して

「『螺旋丸・弐式』」

消えたナルトが仮面の男の後ろから現れて手の平に出来ていたチャクラの塊……螺旋丸を仮面の男に向かって当てる……がギリギリの所でよけた。そのまま螺旋丸は消えた……が、もう片手に出来ていた螺旋丸を回転しながら仮面の男に向かう。仮面の男はギリギリの部分で跳んで避けるが服の裾が螺旋丸で塵になった。跳んだ仮面の男を視界に入れ再び消えた。そして男の前に現れ両手にでてる二つの螺旋丸を仮面の男に当てた……

「『……まさか……螺旋丸・弐式をかわすとはね……』」

仮面の男はナルトの問いに答えない
よくよく見れば仮面の一部が壊れていた

「な…ナルト……」

緊迫した雰囲気のなかナルトにとって聞き覚えのある声がする

「お義父さん!!」

ナルトは瞬神音の術でサイガに近づき形を持ち上げる。この隙に仮面の男は消えていく

「……さすがは、紅目の黒鬼の息子……今回は退かせて貰うぞ」

ナルトは仮面の男を睨み
ながらもサイガの近くから離れない

「ゴホッ…!!」

「お義父さん!!」

ナルトは自身が出来る治療忍術をサイガがかけるがナルトの治療忍術は初歩の初歩……致命傷を受けたサイガを直せる筈もなくサイガの体から次々と血が流れる

「な…ナルト……今から……おれが…はな…っす……事を……っきけ……」

「お義父さん!!話なら後で聞くからいまは「だめ…だ……いまじゃ…なきゃ……お前……と……話せ……ない……から」…………」
何時も以上に真剣なサイガの目を見てナルトは治療忍術をかけるのを止めサイガの顔をみた
「ッフ……それ…でこそ……ナルト…だ。ナル…ト……あとで…で…い…いから……机…の…うえに……手紙…がある…から……それを……見ろ
それ……と…いい…か…ナル…ト。復……讐の……道には……行くな。たとえ……憎くても……俺の……ために……そんな……事は……するな……いい…か?ナルト……そし…て……大事で……大切で……木の葉以上に……大好き…な」

“自慢の息子……ナルトお前と居れて”

サイガは満面の笑みを浮かべた後ナルトの頬を撫でていた手が落ちていく
サイガの目に一粒の水が落ちた……水は次から次へと落ちてきた……
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